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吉田｢もしもし？...ああ、これから五人一気に仕留めるところだ。夏蓮はもう少し待っとけ。買えったら二人まとめて愛してやるよ。｣
英智｢ッ...お前...｣
吉田｢七海は消えたか...そりゃそうだろうな。長年愛してきた親友が敵になっていて、彼奴もさぞ辛かろう。彼奴も今すぐ追って楽にしてやる。｣
伊地知さんが一番苦しそうだ。このままだと、この場にいる全員が遠くの地で死ぬことになる。Aを救えないまま、誰にも知られずに。
吉田｢...封印が解けた...いや、消えた？｣
五条｢あ"ッ｣
吉田｢オイオイ、術式で治そうとするなよ。せっかく殺してやるって言ってんのにさァッ！！！｣
｢踏むな。｣
吉田｢...あ？｣
｢私が箱に入れられて、たった一日...その間に随分と暴れてくれたな、クソ野郎ッ！！！｣
...毒があるとは思えないぐらいの声量、動き。火事場の馬鹿力というものか...でも安心した。いつもの彼女が、僕たちの前にいるだけで涙が出てくる。
吉田｢クソッ...足が再生しない...！｣
｢さっさと術式で回復しろ、二人とも。七海にはあの箱の破壊を頼んである。｣
吉田｢...悪いが、こっちだって一人で来たわけじゃないんでね。呪術師、俺が逃げ切るまで殺っとけよ。｣
�嬶�｢任せとけよ、��♡｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年1月18日 19時
