terribly beautiful ページ27
♩
氷鷹くんの言葉が､頭に入ってこない。
…いや､頭に入ってこないというより､理解していないのに様々な言葉が耳と頭に押し寄せてくる。
イメージとしては､良質なフォアグラを作る為に無理矢理給餌されている鵞鳥や家鴨みたいな感じ。
…流石にそこまで不快､という訳ではないけれど､気持ちの良い話ではない。
私がずっと見てきた､画面の向こうのキラキラしたアイドルは…私が肩を並べて日常を過ごしている彼らは…その輝きの代償に､沢山の様々な幸福を失っている。
大切な「ユニット」の絆に刃を入れられ､亀裂が生じ､内部からドロドロに堕ちていく。
「絶対王政」。勝負を挑もうものなら､再起不能になるまで叩き潰される。心も身体も。
そんな事実が受け止められず､自然に手が口を覆っていた。
明星くんが咄嗟に背中を撫でてくれるけれど､口からは止まらない嗚咽が漏れ出てくる。
「目映い眼差しで学院のアイドル達を見ているお前にこんな話をするのは酷だと思うが､いずれお前も知ることになる」
悲痛に顔を歪めながら､しかし淡々と氷鷹くんはこの夢ノ咲学院の内情を告げてくれた。
「だが､お前もこの現状に遺憾の意を示すというなら」
そこまで言ったところで､氷鷹くんと私の目線がぴったり合った。
「共に手を取り合い､反旗を翻し､生徒会に挑もう」
青い､ひどく綺麗な瞳だった。
fall in love→←revolutionary plan
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粟羽(プロフ) - 風羽さん» ありがとうございます！！そう言っていただけるととても励みになります〜〜！期待を裏切らないよう頑張りますね！（*'∀'人）*° (2017年12月10日 13時) (
レス) id: 120ab8b8b9 (このIDを非表示/違反報告)
風羽(プロフ) - はじめまして。この小説とても面白くて気に入りました。更新大変だと思いますが頑張ってください！応援してます！ (2017年12月7日 23時) (レス) id: 088a42be71 (このIDを非表示/違反報告)
粟羽(プロフ) - catさん» わ〜〜！！ありがとうございます！あんスタの小説は初めてだったのでどんな反応が来るか不安だったんですけどそんな嬉しいお言葉を頂けて感激です！ありがとうございます〜〜！！！ (2017年11月24日 7時) (レス) id: 120ab8b8b9 (このIDを非表示/違反報告)
cat(プロフ) - 初めまして！すごく面白いです！早く続きが読みたいです！更新、頑張って下さい！応援してます！ (2017年11月24日 1時) (レス) id: 020df30820 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：粟羽 | 作者ホームページ：
作成日時：2017年11月23日 17時
