42話 加筆修正 ページ44
「おやおや 男三人ばかりゾロゾロと不景気な面揃えてどうしたんだい？解剖志願なら結構だけど今日は営業終了だよ」
「与謝野女医にAちゃん 何をしているンですか____あ 女子
「今は新聞を読んでいるんですけどね」
「女子話で新聞なンて読むンだ…あ でもそれ 日付が二ヶ月前だよ？」
谷崎さんに古新聞だと指摘され日付欄を見てみると慥かに二ヶ月前のだ
「誰だい、こんな処に古新聞を出しっぱなしにしたのは」
与謝野女医が日付欄をみて顔をしかめた。慥かに紛らわしい。
…でも何でこんな処に二ヶ月も前の新聞が置いてあるんだろう。事務員さんも気付くはずなのに。
第一、国木田さんが真っ先に文句を云うと思うけどさっきから黙っている。
何か事情があるのだろうか。
却説、今回の会議の順序を太宰さんが
内容は
最初に 入社試験について各自が提案を出し合う
次に 出た案の中から最適な案を決定する
最後に 決定された試験内容に基づいて担当を分ける
書き終えると 計画的でしょう？と云った。
すると国木田さんが顔を顰めながら
「計画的なのは認めるが そうなったらそうなったで今度は厭な予感がするな
みっつめの�狠甘�の割り振り�瓩�特に怪しい
お前のことだ 自分には絶対に役職が回ってこないよう事前に計略をめぐらせているのだろう 違うか？」
「厭だなあ 私のような真面目な人間がそんな汚いことする訳ないよ 国木田君は同僚であるこの私を信じられないと云うのかい？」
そう太宰さんは両手を広げているが___
「信じられん」
「信じられませんね…」
「気持ちがいい程信じられんねェ」
「えっと…信じられません」
上から国木田さん 谷崎さん 与謝野女医 私が云った。
これまでの会話だけで太宰さんがどれだけ信じられてないという事が明白だ。日頃の行いというわけだが。
「皆ひどい！それにAちゃんは最近知り合った仲なのにもう私に信用が無いのかい？」
「え？何云っているんですか？真逆あの時の勝手に私の部屋に入った事 忘れたんですか？あれで信用がガタ落ちしました」
「その後一緒に晩酌した仲じゃないか！」
「あれってチャラになる要素なんですか！？」
私の頭の中では中也さんから逃げた後の記憶がリバースしている。
あれで信用と云われてもこちらが困る。
ショックを受けたのか青菜に塩のようにシュンとしている。
そう思いつつ会議が始まった。
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迷いの犬の文豪迷探偵 - 阿吽さん» お も し ろ す ぎ……！？有難うございます！とても嬉しいです！更新頑張りますね！ (2018年1月26日 17時) (
レス) id: 91010c623c (このIDを非表示/違反報告)
阿吽(プロフ) - 面白すぎます……；；更新ガンバッテください！！！ (2018年1月25日 16時) (レス) id: de623f02c9 (このIDを非表示/違反報告)
Ｒ(プロフ) - 迷いの犬の文豪迷探偵さん» 確かにそうですねww (2017年12月17日 17時) (レス) id: 0a6b6d9361 (このIDを非表示/違反報告)
迷いの犬の文豪迷探偵 - Ｒさん» なんやかんやいって変人の知り合いを持つ夢主が一番変人…？ (2017年12月17日 16時) (レス) id: 91010c623c (このIDを非表示/違反報告)
Ｒ(プロフ) - 迷いの犬の文豪迷探偵さん» 『100歳』じゃなくて『100歳越え』なんですねww 『後はー』ってまだいるんですかww太宰さんより変人だと思うんですけどw (2017年12月17日 5時) (レス) id: 0a6b6d9361 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：迷たんてー | 作成日時：2017年10月16日 16時
