青葉城西高校に裏切られたあの子はあの人の彼女でした【HQ】【黒○】 (ページ10)

今日:4 hit、昨日:19 hit、合計:432,939 hit

episode9「マネージャー」ページ10

私は英君と金田一君につられて体育館に向かっていた

金田一君のことはpadで調べました

扉を開けた先にはバレー部の先輩方が準備をしていました

私達は挨拶をした

及「あれ～国見ちゃんと金田一と…？」

『えと、い、1年6組！黒羽Aです！マネージャー希望です！ひぇ、すいません！』

顔を上げるとこの男の人が難しい顔をしていた

私何か悪いことしたかなぁ

『あ、あの、大丈夫ですか？』

及「えと、Aちゃん？こっちに来てくれる？」

私だけ!?まさかリンチというやつですか!?

『は、はい！』

男の人につられてきたのは体育館裏

及「Aちゃんは、この部活に入って何がしたい?」

『へ？』

脅されると思っていた私は構えてた言葉と違って気おくれしてしまう

『わ、私は、英君に誘われて、今回バレー部に…来ました。バレーのことはあまりわからないけど、皆さんのお役にたてるように頑張ります。私が目指すのは…皆さんの勝利です』

及「……」

？「合格だな」

及「…岩ちゃん」

岩「こいつの決意聞いただろ?こいつの目は本気だ。黒羽、こいつの事知ってるか?」

『い、いえ、全く、私たち初対面ですよね?そうじゃなかったらすいません！』

及「及川さんのことを知らないなんて…」

『じゃあ調べてみます』

理事長用のpadに”おいかわ”と入力する

及川徹

男子バレーボール部部長

多くの信頼を持っている

『及川徹先輩ですね』

及「どうやって調べたの?」

岩「面白いやつだな、行こうぜ、練習始めるぞ」

私達は体育館に戻る

すると英君がこっちに来た

国「大丈夫?及川さんに何かされなかった？」

『大丈夫ですよ』

及「じゃあ新入部員を紹介します!」

そして私達は輪の中に入る

すごく怖い、皆さん身長高いし

膝が震えてます

及「じゃあ一番右からお願いね」

金「金田一勇太郎です。北川第一中学出身です。よろしくお願いします」

国「国見英です。北川第一中学出身です。よろしくお願いします」

私の番だ！

『え、えと！黒羽!Aです。帝光中学校出身…です。さ、3年間男子バスケ部のマネージャーしてました…よろしくお願いします！』

拍手が起こった

及「じゃあ今日から練習に参加してもらうね。Aちゃんマネ業は？」

『はいわかってます。ボトル何処ですか?』

岩「部室においてあるぞ」

お礼を言って作業を始める

私はこの時間がとても楽しかった

あの子が来るまでは…