5 イケメンセッターの元・追っかけ少女の想い ページ5
いつにも増して短いです。夢主ちゃん一人語り。時系列大分飛んで春高バレー近付いてきたあたり。それでもおk!な人のみどぞ。
春高予選はもう間近に迫ってきた。青城と烏野は、何度か対戦したことあるんだよね……IH予選とか、見てた。というか、主将兼セッターの及川さんって、知り合いだわ。多分、二年くらいは追っかけしてたかも。勝ったことこそ無いけど、お兄ちゃんが一目置いてる選手。それだけで追いかける理由はある。ほんとに、一っ度も勝てたことないけど。暇だから、それもあったと思う。でも、天才じゃなくてもお兄ちゃんと戦えることを、一番強くわからせてくれた。個人の圧倒的力で導くお兄ちゃんと、一人の天才じゃなくて、それぞれの選手の最大値を引き出す及川さん。私は、どっちのバレーも好き。
なんて、私を綺麗にしすぎか。そんなに綺麗なものでもないくせに、と、自分で嗤う。
最終履歴が一年前くらいで放置された連絡先を開いてみる。何も送る気なんて無いけど、画面をスワイプして、最初まで遡ってみる。別に恋とか、そんなんじゃないけど。結構楽しかったなあ、あの頃。とか思ってみる。
「どーしたの?」
「んーん、何でも無い」
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ごめんなさい。唐突にウシワカって及川さん認めてるよねー的なこと思い出したので、妹ちゃんとの絡み(繋がり?)があったよ的な。今後及川さん出たときそーいう話出すかもなので、ここで設定書いときました。
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作者名:リー | 作成日時:2017年11月11日 14時