荒れた部屋 ページ13
藍｢なにこれ…どういう､こと？｣
棚にあった本や小物などがあちらこちらに､まるでぶん投げたように散乱している
枕元に置いていたはずの時計はドア近くでひび割れていて､壁も引っ掻いたり何か氷柱のようなものが刺さっていたりした跡があった
私が気を失っている間に何が起きたの？
部屋がこんなになっているのに目が覚めたりもしなかったの？
一体誰が？何が？……私が？
怖くなって思わず震えていた肩を抱くようにして押さえていてふと気づく
藍｢他の…皆は？｣
いやにアジトが静かな気がした
今は何時？夜？
こうなってるのは私の部屋だけ？他の皆は何も無いの？無事なの？
少しの不安はどんどん大きくなる
慌ててベッドから降りて部屋を出ようとするとドアが開いた
ﾌﾞﾁｬ｢すまない､入るぞ｣
藍｢っ…ブチャラティ！｣
ﾌﾞﾁｬ｢！？｣
ブチャラティも､私と部屋の様子で異常を感じ取ったらしい
眉を寄せて心配そうな怪訝そうな顔をした
ﾌﾞﾁｬ｢これは一体どうしたんだ？｣
藍｢それが私にもわからなくて､起きたらこうなっていて…何が何だか…私一体どうしちゃったんでしょう｣
ﾌﾞﾁｬ｢一旦落ち着け､大丈夫だ｣
優しく背中をさすられて落ち着こうと深呼吸をした
吸って…吐いて…吸って…吐いて
冷静さを取り戻した私を見てブチャラティは真剣な顔をした
ﾌﾞﾁｬ｢とりあえず皆を集めるから､そこで改めて話をしよう｣
藍｢はい…｣
┄┄┄┄
それから皆を部屋に呼んだ
あまりの荒れ具合にあのアバッキオも少し動揺していたようだった
ﾐｽﾀ｢おいおいおい､これは一体どういうことだ？｣
ﾌｰｺﾞ｢何が起きたんですか？｣
藍｢わからないんです…目が覚めたらこんなことに｡というか､私どうやってアジトに戻ってきたんでしょうか…？｣
ジョルノに助けられたあとの記憶が全くないことに気づきそう聞くとナランチャが話してくれた
どうやらあのあと､前にミスタやナランチャと買い出しをした時に行った有名なジェラートのお店の店主が私に気付き､アジトまで連れてきてくれたらしい
なるほど､今度店主にはお礼をしなければ
ってそんな場合じゃあなくて！
ｱﾊﾞ｢そんなことより､この部屋の話だろ｣
はーい脱線させてすみませんっ！だって気絶してる間に何かあったらって思ったんだもん！
ﾐｽﾀ｢何も覚えてないって言うんなら手がかりもなんにもねぇけど､どうするんだぁ？｣
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
スクアーロのヘアバンド
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 30人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マジで好き - 神すぎなおおおおおお (2022年7月5日 18時) (
レス) @page15 id: 6b1e4d67c2 (このIDを非表示/違反報告)
夏宮星歌(プロフ) - 赤ちゃんさん» ありがとうございます！すごい嬉しいです！更新とてものんびりですが、気長に待っていただければと思います！ (2022年5月14日 0時) (レス) id: baa0530574 (このIDを非表示/違反報告)
赤ちゃん - 続きがっ続きが読みたいですぅぅぅ！！ (2022年5月14日 0時) (レス) @page15 id: 37089c7979 (このIDを非表示/違反報告)
夏宮星歌♪(プロフ) - アリアリアリアリ、ありがとうございます！気まぐれ更新ですが良かったらこれからもよろしくお願いします。 (2020年2月2日 19時) (レス) id: 970405dd82 (このIDを非表示/違反報告)
風船は悪魔と踊る - 更新されて凄く嬉しいです。 (2020年1月14日 20時) (レス) id: 8613525271 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夏宮 星歌 x他1人 | 作成日時：2019年8月14日 6時
