黄金色の髪 ページ12
男2｢だいじょぉぶ｡怖くない怖くない｡ほら｣
先程の普通に見えた笑みが､にたりと気色の悪い笑みに変わる｡
藍｢やめてください！｣
やたらとその辺の人に怪我は負わせられない｡
となると選択肢は1つ｡
藍(走って逃げる…！！)
男2人をすり抜けるように走り出した｡
(ｶﾞｯ
藍｢っ！いっった…｡｣
疲れの溜まった身体は重く､いうことを聞いてくれずに転んでしまった｡
男1｢ふへ､ふへへ｣
男2｢あーあーあーあー｡転んじまったなぁ？逃げようとなんかするからだぜ？｣
右腕を男に捕まれ､袖をまくられる｡
必死に抵抗しようとじたばたするが､あっさり押さえつけられてしまった｡
藍｢嫌だ！離せっ！！｣
男2｢ほうら､大人しくしな〜？｣
今にも注射器が腕に刺されそうだ｡
思わずぎゅっと目をつぶったその時
？？｢何をしているんですか？｣
金色の髪､紫色の特徴的な服装｡
ジョルノだった｡
男1｢なんだァ？てめぇはよぉー？｣
男2｢空気読めねぇやつはよぉ､男にも女にも嫌われるぜ？｣
ジョ｢それ､薬ﾌﾞﾂですよね？｣
ジョルノと男2人が言い合いを始めた｡
男2｢おい､無視するんじゃあねぇ！空気読めねぇ上に話も聞けねぇのかァ？｣
ジョ｢薬ﾌﾞﾂですよね？？しかも打とうとしてるのはまだ若い女性｡あなた方の方が女性に嫌われそうですね｣
男1｢あぁ？！｣
ジョ｢彼女も嫌がってますし､やめてください｡｣
ジョルノは男にすごい圧をかけている｡
見ているこちらが鳥肌が立つレベルで恐怖を感じるほどに｡
なぜ男2人はビビらない？怖がっていないのか気づいていないのか…｡
｢お前ら！そこで何をしているんだ！｣
そんなことを呑気に考えていると警官が現れ､男2人は逃げていった｡
ジョルノ｢大丈夫ですか？｣
差し伸べられた手を取って身体を起こし､ジョルノにお礼を言う｡
夕陽に照らされた金髪が､よりキラキラと光って綺麗だった｡
藍｢…？｣
ふと､右手が震えてることに気づく｡
安心したのか､その後気を失ってしまった｡
*☼*―――――*☼*―――――
嫌だ､死なないで……｡お願い…！
なんで…ぐすっ…｡私があの場にいたら…私だったら____！
私だったら…なに？
*☼*―――――*☼*―――――
目が覚めたら､ブチャラティたちのアジトの一室｡私が普段使わせてもらってる部屋だった｡
なにか夢を見ていた気がする｡
身体を起こして絶句した｡
部屋は物が散乱し､壁はボロボロになっていた｡
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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マジで好き - 神すぎなおおおおおお (2022年7月5日 18時) (
レス) @page15 id: 6b1e4d67c2 (このIDを非表示/違反報告)
夏宮星歌(プロフ) - 赤ちゃんさん» ありがとうございます！すごい嬉しいです！更新とてものんびりですが、気長に待っていただければと思います！ (2022年5月14日 0時) (レス) id: baa0530574 (このIDを非表示/違反報告)
赤ちゃん - 続きがっ続きが読みたいですぅぅぅ！！ (2022年5月14日 0時) (レス) @page15 id: 37089c7979 (このIDを非表示/違反報告)
夏宮星歌♪(プロフ) - アリアリアリアリ、ありがとうございます！気まぐれ更新ですが良かったらこれからもよろしくお願いします。 (2020年2月2日 19時) (レス) id: 970405dd82 (このIDを非表示/違反報告)
風船は悪魔と踊る - 更新されて凄く嬉しいです。 (2020年1月14日 20時) (レス) id: 8613525271 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏宮 星歌 x他1人 | 作成日時：2019年8月14日 6時
