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食事 ページ40

十二時半頃、通路でガチャガチャという音がして、えくぼのおばさんがニコニコ顔で戸を開けた。

「車内販売よ。何かいりませんか?」

ハリーはお腹が減っているせいか、すぐに立上がった。
ロンは耳を赤らめ、サンドイッチがあるからと口ごもった。

・・・

ハリーはソレを見て黙り。

Aは横目でロンを見て、本を閉じた。

パタン

その音に二人がAに目を向ける。

『ハリーはロンと話しといて
 ハリーの分も買ってくるから』
通路に出て行ったA

「選ばなくて良いの?」

「Aは僕の事分かってくれてるから」


ガチャと戸が開くと、相当な数のお菓子


「何買ったの?」
ハリーがワクワクとした顔で聞く。

『・・・・全部』

「え?全部!?」
ロンが声を荒げた。

「流石A!!
 僕の姉!!考えてたこと一緒」
ハリーが喜んではしゃぐのでAもフッと笑い、お菓子をロンとハリーの上にばらまいた。

『ハリーはこんなに食べられないからロンも食べてあげて
 サンドイッチは私が貰うから』
普段食事を余りしないAにハリーもへぇっと感心する。

悪いよ何て言うロンに

『サンドイッチ食べたいなぁ
 駄目?』
首を傾げた姿に悩殺され、サンドイッチを渡した。

本とサンドイッチを片手ずつに持っているA

ハリーもAの姿に釘付けになっている。

「どうしたの?」
たまらずロンが口を開く

「Aはあんまり食事を取らないんだ
 今まで一ヶ月も何も食べなかったことあるよ」

「マジか!!」
一口一口は小さいし、遅いが

確かに取っている食事


ハリーは満足そうに笑顔を浮かべ、サンドイッチは食べるんだ


Aの好きな物項目にサンドイッチが加わった。

気の強そうな女の子→←デジャブ



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ROI - 間違えてますかね(..;)間違えてたらすみません。私映画ではなく本を頼りに話を進めております。映画と少し内容が違う所があるかと… (2018年3月30日 2時) (レス) id: 28f134f02b (このIDを非表示/違反報告)
- リリーはペチュの姉だったはずやない? (2018年2月6日 0時) (レス) id: 781a67beb0 (このIDを非表示/違反報告)
クーロ - 名前変えました。また更新始めようと思います!!皆さんのコメントが私の力になってます(^O^) (2016年10月31日 17時) (レス) id: 4eaf9b6dd8 (このIDを非表示/違反報告)
0vp07346pj245f(プロフ) - 面白かったです。続きなるべく早めにお願いします。 (2016年10月30日 19時) (レス) id: bbd1cd5dd2 (このIDを非表示/違反報告)
0vp07346pj245f(プロフ) - 早く更新してください。楽しみで仕方ない。 (2016年10月26日 16時) (レス) id: bbd1cd5dd2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ROI | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/  
作成日時:2016年6月4日 22時

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