【銀魂】俺の婚約者が可愛すぎる。【沖田総悟】

可愛い 9 個目 ページ10

総悟side


夏のむさ苦しい、真選組屯所。


暇なので俺とAさんは、土方さんの部屋に来ていた。


A『…暇だな、トシ』

土方「俺は見ての通り忙しいんだが」

A『それはお前の仕事だろ。私は終わらせたんでな』

総悟「…Aさん、見廻り行きやせんか？」


勇気を出した、見廻りの誘い。


A『…そうだな、行くか。』

土方「おい！総悟はまだ始末書が___」


Aさんはよっこらせと立ち上がると、土方さんを無視して出て行った。





.






総悟「ここの団子、うまいんですよ。よって行きやせん？」

A『私を共犯にしようとするな。とっとと帰…む、』


Aさんの口に、団子を1つ押し込む。


A『おきたっ…』

総悟「これでアンタも共犯でさァ」

A『…トシにゃ内緒だからな』


そう言って、団子を黙々と食べ始めた。


なんか、リスみてぇで可愛い。


総悟「ついてやす、あんこ」


親指で、Aさんの口に触れて。


自分の口に当てた。


A『ん…ありがとう』


あ、Aさん、間接キスした事に気付いてねぇ。


A『…さて、戻るぞ。そろそろ時間だ。』

総悟「…はい。」


今日はまず、1歩目。


A『さて、屯所に…』

総悟「Aさん、屯所はあっちでさぁ」

A『ああ、すまん』



方向音痴とか、可愛すぎんじゃねーの。






.






A『今戻ったー。』

近藤「あっ！！Aちゃん、探したよ！」

A『？どうかしたんですか』

近藤「トシが…トシがいなくなったんだ！！」


土方さんが…？


A『…あの野郎、まさかッ！』


Aさんは、焦った顔をして走り去った。


総悟「Aさん！」(ダッ)

近藤「総悟！Aちゃん！？」


Aさんの事だから、思い当たる節があるって事かねィ？

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