【銀魂】俺の婚約者が可愛すぎる。【沖田総悟】

可愛い 22 個目 ページ23

Aside

A『……はぁ〜〜〜』


見回りの途中に、ため息をひとつついた。


なんで私が、沖田と付き合う事に…。


'' 大好きでさ、A ''


A『っ…くそ…』


沖田の言葉を思い出して、またため息をひとつつく。


「…あら、Aちゃん？」

A『！』


聞き覚えのある、懐かしくってふわりとした声。


A『ミツバ…ちゃん…っ？』

ミツバ「Aちゃん！久しぶり！」

A『ミツバっ、ちゃん！』


ニコッと微笑むその顔は、昔と違って大人びたものだった。


ミツバ「元気そうでなによりよ。私、今からそーちゃんのところに挨拶に行くの。」

A『そうなんだ。じゃあ一緒に行こうか。』

ミツバ「えぇ、いいけれどお仕事は？」

A『大丈夫、ちょうど終わったところだから』


私は見回りを中断し、ミツバちゃんと一緒に屯所に向かった。









.









A『ミツバちゃん、お茶です。どうぞ』

ミツバ「あら、ありがとう」


湯呑みを置き、席から立ち上がる。


A『じゃあ私、見回り戻ります。近藤さん、あとはお願いしますね。』

近藤「あぁ、気をつけてな」


ニカっと笑うその顔を見たあと、私は部屋から出た。


屯所に行く途中ミツバちゃんから聞いたが、どうやら結婚するらしい。


正直、少し寂しい。


…が、ミツバちゃんが幸せになるならそれでいいと思った。


そんな事を考えながら屯所を出た。


…そういえば、トシはどこに行ったのだろう。

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