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この時間に来たのが間違いだった。
立ち入り禁止の屋上に、まさか高杉一派の人達がいるなんて…!!
A『なにしに来たんだ?』
新八「や、えっと…」
僕はとっさに、手に持っていたお通ちゃんのCDを隠した。
A『まぁお前の事だしな、お通の音楽でも聴きに来たんだろ。』
新八「!」
僕と霧山さんは、滅多に話した事はないのに…どうして。
高杉「ずいぶん話すじゃねぇか」
A『悪い?』
そういえば…高杉さんと霧山さん、付き合ってるっていう噂は聞いた事あるけど…
新八「本当かなぁ…」(ボソッ)
A『あぁ?』
新八「あっ、!」
しまった!ついボロが…!
A『なに。言え。』
新八「いやっ、あの…霧山さんと高杉さんって、お付き合いしてるんですよね?」
高杉「あァ…」
ほ、本当だったんだ!!
A『それがどうかした?』
新八「いやぁ、ちょっと気になったんで…」
また子「Aさん、武市変態から電話きてるっスよ?」
A『マジか。よし、切ろう』
また子「ちょちょちょちょ!?ダメっスよ!」
…仲良いんだなぁ、ああ見えて。
(ピッ)
霧山さんが電話をかける。
A『なんだ。どうした武市、とうとうムショに入れられたか』
武市「違います。夜兎工の方々が向かってきてますからねぇ、お気をつけて」
A『ほーう、殴り込みか。すぐ戻ってこい。』
武市「はい」
新八「なっ、殴り込み!?」
Aさんは電話を切って立ち上がると、フェンスに手をかけた。
A『ほーォ…これは大勢で来てくれてんなァ…』
また子「どうするっスか?」
高杉「決まってんだろ」
高杉さんが霧山さんの隣に立つ。
高杉「売られた喧嘩は買う主義だ」
A『ふぅん、初めて聞いたけど』
高杉「へっ、今初めて言ったからな」
えぇぇ!?大丈夫なのかなぁ…?
A『志村ー、銀八に伝えといてくれ。』
新八「えっ?」
A『…後片付けは頼んだ、ってな。』(バッ)
そう言い残すと、霧山さん達は屋上から落ちた。
新八「…落ちたああぁぁぁ!?!??」
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Ramu24(プロフ) - 竈之屋次郎さん» 私の不慮のせいです、申し訳ありません (2020年2月4日 21時) (レス) id: aabc017841 (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - 竈之屋次郎さん» 私もフラグを外すために尽くしているのですが、自分なりに対処して申請しても外れないんです (2020年2月4日 21時) (レス) id: aabc017841 (このIDを非表示/違反報告)
竈之屋次郎(プロフ) - R18フラグが外れていません…アプリの方で読めなくなってます。 (2020年2月2日 15時) (レス) id: b139c63105 (このIDを非表示/違反報告)
レッドクランチ - 面白いです!!更新頑張って下さい! (2019年11月10日 2時) (レス) id: 62b41d8f92 (このIDを非表示/違反報告)
蒼月華 - た、高杉が…デレた、だとッ?! ヤバいもう尊すぎて鼻血が止まらん…最後に一言!マジで神。作者様ありがとうございますッッ!! (2019年10月15日 21時) (レス) id: 7a59223088 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ramu24 | 作成日時:2019年3月30日 21時