【○魂3z】不良は彼女に構ってほしい【高杉晋助】

▲にじゅういち ページ22

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A『おいしかった。ごちそうさまでした』

高杉「ごちそうさん。うまかったぞ」

A『そりゃどうも』


片付けるよー、と晋助に声をかけ、私は台所に立った。


A『テレビ見よ』

高杉「…なァ、A」

A『なにー？』(ピッ)


リモコンでチャンネルを変えると、なぜか先ほどの夏祭りのニュースがやっていた。


高杉「今日泊まってくんだよな？」

A『誰かさんがメール送ったからねぇ』

高杉「…よし」

A『それよりさ、今映ってるのって』


晋助がテレビに視線をやる。と、目を見開き、


高杉「…万斉？また子…？」


万斉《 晋助、A！今どこでござるか！ 》

《 いや、誰ですか？というか、夏祭りの感想を… 》

また子《 花火がすっごく綺麗でしたよ！》

《 そうですか〜！お2人は恋人さんですか？ 》

また子《 違うっス！！！晋助様！違いますからねぇぇぇ！？ 》

《 だから誰なんですか晋助って！？ 》


(プツッ)


A『あっ…ちょ、なにすんの？』

高杉「…………」

A『思いっきり名前出ちゃったし。後でしばこっか、万斉だけ』←

高杉「そうだな、万斉だけ」←


(ピッ)


高杉「ってめ、」

A『あれ、これってっ、〜〜あははっ！！』


神楽《 綿飴(わたあめ)も酢昆布もごっさ美味いアル！！ 》

神威《 なに言ってんだ、神楽。1番美味いのは焼きそばだヨ？ 》

銀八《 はいはい、喧嘩はよしなさい。1番うめーのは林檎飴(りんごあめ)。》

神楽・神威《 あ''ぁ！？ 》

《 な…仲が良いんですね！一旦そちらにお返しします！！ 》


高杉「アナウンサー大変そうじゃねェかよ」

A『ぶふっ、本当にさっ…！あはっ』


やっぱり、3zのみんなは面白い…。


高杉「…なァA、ゲームしねェか？」

A『えっ…？』

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