好きだから…1 ページ3
「おっはよ〜!!」
私はいつものプレートで「6-1」とかがげてある古びたドアを開ける。
私が教室へ入ると数人の子が「あ、おはよ!!」と返事を返してくれた。
数人といっても、来てる女子は全員かな。
もともとこの学校は田舎の中の田舎にあって、当然、人数が少ない。
この学年だって両手で数えられる程の人数だ。
女子にいたっては、片手でぴったりなくらい。
担任の先生を含めたら両手でぴったり!!
自分の席についてカバンをおろすとひとりの男の子が「A、おはよう!!」
と隣の席から声をかけてきた。
「あ、ヒビヤ!!おはよー!!」
実は私はこの瞬間が一番好きだったりする。
なにを隠そう、この私は雨宮響也くんのことが、好きなんです!!
きゃーっ!!言っちゃった〜ッッ!!////////
ちなみに、このことを知ってるのは大の仲良しのヒヨリだけなんだ!!
…と言いたいところだが、クラスの女子にはなぜか皆にばれてしまっていた。
その事実を知ったときは「ヒヨリ!!い、言ったのッッ!?」
と詰め寄って聞いたものだがヒヨリには
ヒヨリ「言ってないよ!!だいたい私はそこまで口軽くないもん!!まぁAはわかりやすいとことかあるからなぁ〜…」
と、ばっさり切られてしまった。
ちなみにそのあとは残りの女子達に
「誰から聞いたの!?」だの、
「そんなにわかりやすい!?」だのこれでもかと言わんばかりに顔を押し付けて聞いて回った気がする…
多分、五回くらい…
いや、忘れよう。こんな恥ずかしい話、引っ張り出したって余計恥ずかしくなるだけだ。
つくづく思うが私って、なんで忘れたい過去は忘れられなくて
「覚えといて!!」とか「忘れるな!!」とか言われたことは全部忘れるんだろう…?
まぁ、授業での成績は正直まぁまぁいい方だと思うのだが
「話を忘れないようにしましょう。ちゃんと聞きましょう。」
と通知表に六回連続で書かれたときはさすがにへこんだよねっ!!うん!!
そんなことを考えていると教室のドアが開いて
「おはよー!!」と可愛らしい声が聞こえてきた。
私は「ヒヨリ、おはよ!!」と返して微笑んだ。
さぁ、楽しい一日の始まりだぁ〜ッッ!!
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ハスキサァン - マウさんの作品どれも好きですっ... 更新しばらくないですが頑張ってください! (2017年9月1日 15時) (レス) id: f5ed354123 (このIDを非表示/違反報告)
マウ(九ノ瀬貴音になりやがれ!!(^q^)←)(プロフ) - ^p^絶望@狛日^p^さん» マジですかっ!!遥貴LOVEなんですよぉっ!!もう遥貴であの世へ行けるなら本望じゃないってくらi((ry 爆発ですか!!笑 また遥貴同盟の方が増えて私も嬉しい限りです(`・ω・´)☆← (2014年11月23日 19時) (レス) id: 982fa29ed3 (このIDを非表示/違反報告)
^p^絶望@狛日^p^(プロフ) - マウ(九ノ瀬貴音になりやがれ!!(^q^)←)さん» ところで遥貴が好きなんですよね?(笑顔 私もです(笑顔← 好きすぎてこの気持ちがわかりすぎて爆発しそうです( (2014年11月16日 20時) (レス) id: 6b501c74b8 (このIDを非表示/違反報告)
マウ(九ノ瀬貴音になりやがれ!!(^q^)←)(プロフ) - 絶望@狛日さん» ありがとうございます笑 この作品では書きませんが、他のに書こうかなと…笑 結局まだ書けてませんが(^^;←おい (2014年11月16日 18時) (レス) id: 982fa29ed3 (このIDを非表示/違反報告)
絶望@狛日(プロフ) - 遥貴…だと…!?マウさんの文才でかいたのを見た日には萌え死んじゃう…((( (2014年11月11日 20時) (レス) id: 6b501c74b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マウ(遥貴LOVEの一流ハルタカー☆) | 作成日時:2014年5月15日 20時