6day ページ6
呆然としたままとりあえず校長室に行きどこへ行けばいいか教えてもらう。
まるで迷路みたいで、案内してくれててもここがどこなのか全然覚えられなかった。
「here.」
「Thank you.」
礼をすると軽く笑われる。
あ、堅かったかな。
まぁ日本人なんだし。
ガラガラ……
席には結構な数の生徒が居て、誰?というような好奇心の目を向けられる。
そこで先生がポンと手を叩きあたしに手招きした。
「Everyone!〜〜〜〜〜…」
そこからは聞き取れず。
リスニングを諦め、座った生徒の顔ぶれを眺めていた。
「……ぁ」
真ん中よりやや右の後ろから二列目。
昨日みたアジア人がそこにいた。
日本人か…韓国人か…中国…ではないか。
悶々と一人でどうでもいいようなことを考えていると、先生に背中を押され席を指された。
「What's name!?」
「Japanese!!」
「Where is your from!?Tokyo!?」
あだ…質問攻めやめとくれよ。
次々に襲いかかる質問と時には掴んでくる手を笑顔で振り払う。
すみませんあとで一人ずつお願いします。
「Hey!! shut up!」
先生の声で大人しくなった金髪たち。
…助かった。
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maya(プロフ) - 英語…間違いだらけ…… (2022年7月31日 17時) (レス) id: 4e98d705d0 (このIDを非表示/違反報告)
カジャリア(プロフ) - さくらさん» 夜遅くても朝早くてもいつでもwelcomeです。そうですね〜…私もその後を書くか迷ってます… (2018年1月24日 7時) (レス) id: 8e6c7311c0 (このIDを非表示/違反報告)
カジャリア(プロフ) - 光さん» 妄想力が強ければ何でもできます← (2018年1月24日 7時) (レス) id: 8e6c7311c0 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 物語一気に読んじゃいました。 物語完結していますが...。 その後の2人が気になります。 (2018年1月24日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
光(プロフ) - 妄想をここまで綺麗に簡潔に文にできるのすごいです! (2018年1月23日 23時) (レス) id: 6dcd1e62c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カジャリア | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kajya1734
作成日時:2018年1月8日 16時