第43話【過去編】 ページ45
五条side
『______だから言ったじゃないですか
やる意味ないって』
夕方,傑や硝子と共に廊下で先生を待っていると,向こうからさっきの女の先輩を引き連れて歩いてきた.
『私1人に負けるってどうなんですか?
ただでさえ呪術師は万年人手不足
こんなことするくらいなら,任務に出た方がマシなんじゃないですか?
来年,私は出ないので
文句があるなら楽巌寺学長に言っておいてください
京都校の質の悪さをどうにかしろって』
夜蛾「そんなこと言えるか」
2人は俺達に近づき,足を止める.
『?』
高い位置で結ばれたウェーブがかかった艶のある黒髪と,それが映える白い肌.
長い睫毛に切れ長の目,その瞳は宝石のようで,吸い込まれそうなほどに澄んだ翡翠色.
体のラインに沿ったパンツタイプの制服はそれを着ている人間がモデル体型であることを表しており,その上には小さな顔が乗っていた.
五条「(マジじゃん......)」
滅多に人を綺麗と思ったことがない自分でも,その人の美しさには驚かされた.
『......誰?』
特段興味も無いがとりあえず,とでも言うように,彼女は俺達を見た.
夜蛾「1年の3人だ
左から夏油傑,家入硝子,五条悟だ」
ピクッ
『............五条?』
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プスメラ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願いいたします。続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年2月24日 7時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 続き待ってるよ。 (2021年2月6日 22時) (レス) id: 5781b40464 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:H.A. | 作成日時:2021年2月3日 0時