第11話 ページ12
主人公side
講堂を後にして,寮の方へと足を運ぶ.
コンコン
「はい」
ガチャ
伏黒「!
小鳥遊先生」
ドアを開けると,冷蔵庫の前でペットボトルの水を手に持っている恵がいた.
『あら,もう起きて平気なの?
恵』
伏黒「はい,もう大丈夫です」
持っていたペットボトルを冷蔵庫に戻し,恵が私の元に歩み寄ってくる.
伏黒「...虎杖は?」
無表情の中に微かな不安を含んだ顔で聞いてくる.
『面談は終わったわ
今,悟が色々案内しているはずよ』
案内している=合格したと言うことを伝えると,ほんの少しだけ安堵の表情が浮かんだ.
『...恵』
伏黒「?」
『何故彼を
虎杖を助けたの?』
伏黒「...」
『自分を救おうとして呪物を取り込んだ彼に対する罪滅ぼしかしら』
伏黒「...別に罪滅ぼしのつもりなんてありませんよ」
『じゃあ何?』
伏黒「特に理由なんてありませんよ
俺は呪術師として,
俺が助けたい人間を助ける
ただそれだけです」
『...じゃあ
虎杖が将来人を殺したら,貴方はどうする?』
.
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プスメラ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願いいたします。続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年2月24日 7時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 続き待ってるよ。 (2021年2月6日 22時) (レス) id: 5781b40464 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:H.A. | 作成日時:2021年2月3日 0時