第五十一話 ※シリアス注意((← ページ1
院「ふふっ…♪久しぶり…Aちゃん…?」
どう…して…
どうして!?
なんでお父さんが…!?
院「ん?あぁ、アンタのお父さん…今日から私のハパになったの♪………ね?パ・パ♪」
父「…あぁ」
そう答えるお父さんは、笑ってた
私の目の前で
父「お前には、東京で暮らしてもらう」
今までお父さんに、"お前"なんて言われたことがなかった
父「偶然にも、お前を引き取ってくれる優しい方がいてな」
ぼとっと…東京に行くためのお金が私の足元に落ちた
家の住所が書かれた紙も一緒に
父「じゃぁな、嫌われないように頑張れ」
それだけを言うと、私の目の前から消えた
院「クス…そうだ…アンタに良いこと教えてあげる……浮気写真を撮ったのも、アンタの母親に嫌がらせしたのもこのわ・た・しなの♪」
「嫌がら…せ?」
お母さんが嫌がらせを受けていたなんてそんなの知らない
院「あれ?知らなかったのぉ?アンタの両親が離婚したその直後からアンタの母親に散々に嫌がらせをしてやったの…!♪…泣いてたあの無様な姿を思い出すだけで笑いがとまらないわ…!!はは…あっははは…!!でね?アンタの母親に言ってやったの…!!アンタがこんな目に合ってるのはぜーんぶっAのせいだってね?あははっ」
それじゃあ、精々頑張りなさい?って言ってお父さんと同様私の目の前を去った
ねぇ、おかしくない?
私、何もしてないのに
私、宇田川から何も奪ってないのに
何で……?
「なんで…なんで…なんで…!?」
もう、涙が止まらない
昔は、お母さんとお父さんが手で拭ってくれたのに
もう、誰もいない
私には、もう何も残ってない
何も
ぅああああ…と私の泣き叫ぶ声だけがする
神様、こんなの酷すぎるよ
携帯の画面に写る幸せだった日常
もう…戻れないんだ
あの日の思い出は全て画面の中
携帯で、今の場所を調べて近くにある駅を探す
…………良かった
全然近い場所に駅があった
私は、その駅へ…東京へ行くため、震える足を必死に動かした
右手には携帯左手には先程渡されたお金と
"楯山"と書かれた住所の紙を握りしめて
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
はじめっから暗すぎる…((
そして意味不明
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星ゆら(プロフ) - 更新待ってます! (2016年8月31日 11時) (レス) id: 4b3630a6ef (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん - とっても、面白かったです!これからも頑張ってください! (2015年11月27日 19時) (レス) id: 5c94da7a0c (このIDを非表示/違反報告)
黒夜莉ハル(プロフ) - 更新頑張って下さい!!待っています!!!!! (2015年4月13日 18時) (レス) id: f91d4c2b92 (このIDを非表示/違反報告)
黒(プロフ) - この作品、面白いです!いや、大好きです!!更新頑張って下さい! (2015年3月18日 16時) (レス) id: 58bda132c8 (このIDを非表示/違反報告)
まんじゅう@なの - 自分のフレコは1349-7402-4337です!宜しくお願いします!! (2015年2月7日 13時) (レス) id: 059f5347d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:竹中風雨 | 作者ホームページ:
作成日時:2014年10月18日 19時