明日、私が死んだら 【カゲプロ】

第二十六話　エネside ページ33

エネ『どっか遊びに行きたいって…いきなりですねぇ…』




『いやぁ…だって遊びに行きたいんだもん。皆で… 思い出作りしたいし…』









"思い出作り"









私も、ご主人達もその意味が分かってた









あえて口には出さなかったけど









Aさんは、もうそういう覚悟ができてるのかな









…本当に強い人だなぁ









…本当に強いけど…本当に弱い人


表では明るく振る舞って、裏では一人で泣いて


私達の前では弱音なんて吐かずに涙隠して…さ









私は、Aさんの為なら何だってしたい









自分を犠牲にしても、もし最後の一人になっても、









私は、私だけはずっと側にいて支えたい









それが私の今の生きる意味だと思う









エネ『遊園地とかどうですかっ！？きっと楽しいですよっ！♪』




シンタロー『げっ………』




…ご主人が嫌な顔をしているのは無視して





『遊園地！？いいねぇ…！！それじゃ早速行くよっ！♪』





コノハ『ネギマ……』←




ヒビヤ『…ネギマ目的じゃないからね。うん』




シンタロー『ぇ？マジで行くの？ねぇマジで！？俺行きたくなああああああああ！？』







『うっさいな。ほら早く行くよっ！！』






ご主人を引きずってるAさん







…笑ってる






それにつられて





エネ『ぶはっ！！ご主人っ！顔っ…！ww』






ご主人の顔を見て笑った







ヒビヤ『ちょ…！！おじさん…汗がぁっ汚いぃいっ…』





シンタロー『うっせぇええよぉお…！！』





コノハ『はい、タオル』




シンタロー『うっ…ぐすっ…ありがとな。お前だけだコノハ、俺に優しくしてくれんの』





次から次へと黄色い声がする



…このまま時が止まればいいのになぁ









なんて事も思ったりする








『エネちゃん？』





エネ『……いいえ！何でもありませんっ！ほら早く遊園地行きましょっ！♪』







本当に時が止まってくれていたなら









あんな事にはならなかったのに







〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・



…意味不明だって？




それ知ってる((





だって私が分からないから★((←

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カノ『死にたいなんて言わないで僕が君を望んでるんだからさ』

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