【歌い手】魔法使いと4人のゴースト海賊【浦島坂田船】

魔法11 ページ13

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なんだかんだお腹空いたから、お母さんって呼ばれてるキョンシーさんにご飯作ってもらいました(作文)

坂田「いただきまーす！」

あれ、なんでこの時間に食べるんやろ、と思って周りを見渡すと夜だった

だからか。

志麻「あれ、A食べへんの？」

『え、あ…食べるよ。いつも家では家族揃って言うからちょっと慣れんくて』

坂田「危ない！Aの取ろうとしてた！」

うらた「蹴るぞ」

センラ「お口に合うと嬉しいなぁ」

え、なに、お口に「お」つけるの？

＜＜女子力高い系キョンシーだ＞＞

『あ、いただきます……。』

毒入ってんじゃないか、と恐る恐る口に運ぶ

『……あ、美味しい……。』

センラ「良かったわ〜」

ていうかここお風呂ありますかね？

後で聞こ。

志麻「A〜今日一緒に寝ん？」

『無理です。何されるか分からへんので』

志麻「なんもせんよ！」

『危険人物や』

志麻「酷くね？！これでも警官や！」

『見た目だけ』

坂田「あー志麻くん負けたー！」

なんか勝負してたっけ？

その志麻さん？はしょんぼりしとる

私なんか悪いことしたかな(無自覚)

うらた「あ、そーだ。A、風呂の場所後で教えるから」

『あ、ありがとうございます』

お風呂あるんや

センラ「なーなー、次どこに降りはる？」

うらた「んー…このまま真っ直ぐ行ったら街があるからそこに行こう」

そうや、ここ船だった

『あ、ごちそうさまでしたです、お風呂行きます』

志麻「はっ！風呂？！俺も行く！」

『来ないでください！』

坂田「志麻くん変態だー！」

なんとも陽気な魔法使い

うらた「そこでとりあえずAのもの買ったり……ってまーしぃ！Aに余計なことすんな！」

志麻「一緒に入るか一緒に寝るか！」

『二度と喋れん口にしてやる……』

そう言って杖を振り上げる

志麻「ああああやめてええええ」

センラ「うるっさいなぁ」

うらた「坂田、まーしぃをよろしく。Aこっち」

お風呂ってどこやろなーとトコトコ着いていく

『ここですか』

うらた「そー。あー……まぁとりあえず使ってくれていいよ」

『ありがとうございます』

案外綺麗だ

お風呂の湯もいつの間にか張ってある

わかった、坂田さんの魔法や

うらた「あ、部屋着どうしよっか……」

『これもっかい着るから大丈夫やけど…』

うらた「ダメダメ。んーじゃあ、サイズ的に……俺ぐらいのがちょうどか。持ってくるわ」

あ、うらたさん…小さいんだった

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