沖田総司の脇差参 (ページ6)

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ご飯ページ6

姫国side
父様の家に入ると、トントンッと、野菜を切る音がした
国重「おぅ坊主。腹へったか？」
姫国「はい」
国重「うめぇ飯作ってやっから、ちょっと待ってろ」
姫国「はーい」
野菜を鍋に入れ、煮詰めつていく
姫国「その包丁って、父・・・あなたが作ったんですか？」
国重「あぁ」
姫国「手、切らないでくださいね」
国重「自分の作った物で怪我はしねぇよ」
いや、だって父様の刀はよく斬れるから
兄さんなんて、棚ごとへし切っちゃうし
つい気にしてしまう
清光「わ、いい匂い」
国重「おう。たくさん作ってるからな。たくさん食べろよ。お前さんたち若いから、まだ育ち盛りだろ」
山姥切「良いのか・・・！」
本丸の爆食い刀が反応した
姫国「僕たちのぶんも残してよね」
山姥切「お前たちがはやく食べろ」
こういうときだけ強気になるんだから！

国重「できたぞー」
姫国「おいしそう！」
国重「たくさん食べろよ若人たち」
姫国「いただきまーす！」
清光「いただきます」
みんなでご飯を食べ始める
おいしい。・・・けど、具材が大きい
兄さんとか獅子王さんとか、山姥切とか伽羅は口が大きいから何とも思ってないみたいだけど
清光さんと僕は口小さいから食べるのに苦労するよ・・・