hysteric:08 ページ11
-You side-
「馬鹿なの!?」
「馬鹿だけど!?」
開き直るな!、とSouくんの怒号が私に降かかる
拾った仔犬は、Eveくん達と埋葬し、
私はEveたちに、何があったのかを説明した
説明したらしたで、Souくんの怒号がこの場に響いた
「ま、まぁまぁSouくん。Aちゃんも反省して…、
ないと思うけど…、許してあげて…?無事だったんだし、それでいいじゃん(苦笑)」
フォローになってないぞEveくんっ…!!
私が心の中でそう思ったあと、
Souくんはそっぽを向き、口を開く
「時期に夜になる…、二人とも準備してね」
Souくんはそう言ったあと、その場を離れた
その後ろ姿を見たあと、
私はEveくんの背中に寄りかかった
「うわ…、って、Aちゃん?」
「…またSouくん怒らせちゃった」
「ま、まぁ…、はぐれた挙句、他の地区に行って その地区の相手と遭遇しちゃねぇ…」
「…くぅ…、、、おんぶ」
「はいはい…笑」
Eveくんは苦笑しながらも、私をおぶってくれる
私がいつも拗ねた時は、いつもEveくんが宥めてくれていた
いつも私がおんぶをせがんでいた。いつもEveくんはそれを了承してくれる。
今じゃもう行事のようなもの…
Eveくんの背中は落ち着くから…
「…Souくん、すごく心配してたんだよ?」
「…うん、後でちゃんと謝る」
「うん、それがいいよ」
Eveくんは優しい声で答え、ふふっ、と笑う
そんなEveくんに私も頬が緩む
そして、眠気が襲ってきた
「…Eveくん、」
「…うん、もうすぐ日が落ちる。それまで寝てていいよ」
こくんっ、と頷いたあと、私は眠りに落ちた
.
「甘やかしすぎ…」
「ふふっ、Souくん 嫉妬?」
「…そんなわけ、」
.
154人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルア(プロフ) - あっ誤字ってました、世界じゃなくて世界観でした (2020年2月17日 21時) (レス) id: 08270f95d9 (このIDを非表示/違反報告)
ルア(プロフ) - 世界物凄く好みです!こういう系のお話少ないので..更新作者さんのペースで頑張って下さい!楽しみに待ってます!そして、今後の展開が楽しみです! (2020年2月17日 21時) (レス) id: 08270f95d9 (このIDを非表示/違反報告)
アヤノ(プロフ) - 更新とても嬉しいです!!こういう系統のお話が大好きなので見つけた時にきたっっ!!と確信しました← これからも無理せず更新頑張ってください (2020年2月16日 23時) (レス) id: 524cfd12c6 (このIDを非表示/違反報告)
omizu@中性(プロフ) - コメント失礼します。グヘヘ、世界観好みです、ウフフ←頑張ってください! (2020年2月16日 22時) (レス) id: 0065c6f29f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:茜李 | 作成日時:2020年2月15日 14時