hysteric:15 ページ18
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ドタンッと地面に顔から着地した赤髪の人
地面に顔着いた時、
めっち凄い痛そうな音が鳴り、私は顔を引き攣らせて一歩身を引く
「痛ぁ〜ッ!!!」
でしょうね…。。。
赤髪の人はバッと顔を上げて、ぶつけた顔面を摩る
顔を上げた時の反動か、パサッと赤髪の人が被っていたフードが後ろに落ちた
赤髪の人は、顔面を擦りながら、
私の方へとゆっくり顔を向ける
「もう…、危ないやろぉ!?」
「(いや、私のせいなの…)」
そう首を傾げて思えば、
赤髪の人はすぐさま立ち上がって、挙動不審に辺りを見渡した
そんな彼に、私は訝しげな目で口を開いた
「あのぉ…、何をして…」
「しっ!ちょっと黙ってや…!」
「(なんだコイツ)」
しっ、と私の口元近くに人差し指を立てる赤髪の人
赤髪の人は再度 辺りを見渡したあと、
大きく一息付く
「よかったぁー!もういないみたいやな!!」
そう赤髪の人が両腕を上げた瞬間、
私たちの目の前に、第一世代が大きな奇声を上げて現れた
そんな光景に、
私と赤髪の人は、「え"…」と声を漏らした後、全力で走り出した
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走り出して数分…
未だに私と赤髪の人を追いかけてくる第一世代
追いつかれれないよう、
私と赤髪の人は全力では知ってるんですけど、
何故か、私の隣で走っている赤髪の人の視線が痛い…
なんだコイツ…、と改めて思っていると、
「っ、俺は坂田!坂田 優!!君はっ!?」
「………はい!?こんな状況で自己紹介とかアホなの!?」
「初対面で失礼やなぁー!!」
あんたが言うか!!
そう心の中でツッコんだあと、
私は後ろを少し振り向いて、第一世代の姿を確認する
「っというか、なんで追いかけられてんだ!?!?」
叫びました。
いや、だって基本 第一世代は危害を加えなきゃ追いかけてこないモノだし…
まぁ、荒れて襲いかかってくるのもいんだけど…
「あ〜、ごめんなぁ〜。俺のせいなんよ…笑笑」
「(………なに
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ルア(プロフ) - あっ誤字ってました、世界じゃなくて世界観でした (2020年2月17日 21時) (レス) id: 08270f95d9 (このIDを非表示/違反報告)
ルア(プロフ) - 世界物凄く好みです!こういう系のお話少ないので..更新作者さんのペースで頑張って下さい!楽しみに待ってます!そして、今後の展開が楽しみです! (2020年2月17日 21時) (レス) id: 08270f95d9 (このIDを非表示/違反報告)
アヤノ(プロフ) - 更新とても嬉しいです!!こういう系統のお話が大好きなので見つけた時にきたっっ!!と確信しました← これからも無理せず更新頑張ってください (2020年2月16日 23時) (レス) id: 524cfd12c6 (このIDを非表示/違反報告)
omizu@中性(プロフ) - コメント失礼します。グヘヘ、世界観好みです、ウフフ←頑張ってください! (2020年2月16日 22時) (レス) id: 0065c6f29f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茜李 | 作成日時:2020年2月15日 14時