拾肆 ページ17
「これでいいんじゃないかぁ」
「えぇA、とても綺麗よ。その服はあげるわ」
私はなんやかんやありながらもやっと服が決まった
『…これ、胸元開きすぎじゃないかなぁ』
もうパッカン
ほぼ見えてるって
私は髪は緩くお団子にされた
私がまとまっていた方が動きやすいと言ったからだ
でも、このお団子私の知ってるお団子じゃなくて
もう可愛いを詰め込んだみたいな、お綺麗さんの髪型だった
化粧もしてもらったが堕姫曰く
「Aは下地だけでいい、それ以上したら本体の美しさが消え失せる」
とのことだった
で、問題が服
着物なんだけど星柄で暗めで色やデザインは、めっちゃ好み
でも、肩から胸元にかけてパッカンで意図的に崩されている
例えば遊女みたいな、そんな感じ
中には極薄中の極薄のタイツを履いている
足の爪でタイツが破れそうって言ったのだが
「この素材は薄いが丈夫だから問題無い」
とのこと
なんか微妙に透けてて、うん
「大丈夫よ、今のAより美しい人はいないわ」
「あぁ、さっきよりは全然マシだぁ……安心しろ」
二人に依存しそう
優しすぎるって
「もう、泣かないの！ 薄い化粧でも泣くと汚くなっちゃうわ
ほら、さっさと無惨様のところに行くわよ
鳴女！！ 運んで頂戴！！」
堕姫が叫ぶと
ベンっ
琵琶の音が鳴り響きいつの間にかまた皆の元に帰ってきていた
「無惨様、Aを連れてきました。服も着替えさせてまいりました」
「あぁ、下がってくれ」
「わかりました」
そういうと堕姫はどこかへ行ってしまった
『無惨……』
「お腹がすいただろう、これを喰え」
そう言って投げ出されたものは
『……ﾋｯ！！ う、腕』
人間の腕だった
「稀血の女だ。喰って悪いことは無い」
……誰が喰うもんか
私は人喰い鬼には絶対にならない
そう思ってもその腕から目が離せない
身体が�爐海讚瓩魑瓩瓩討い�
「……童磨」
「また、俺かぁ。これ以上A殿に嫌われたくないんだけどなぁ」
私に近づき腕を拾ってこっちへ来る
「初めからこんな大きいもの、食べれないよね」
童磨はその腕から指を引きちぎり爪を抜いた
「これくらいなら喰べれるんじゃないかな」
そう言って口元に指を持ってくる
私は口を固く閉じた
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HAL(プロフ) - つぶつ部さん» 読んでくれたんですか！？嬉しいです😭✨そう言って貰えると嬉しいです！更新頑張りますｯ！つぶつ部さんの作品も追いかけますねっ！ (2月4日 9時) (
レス) id: 27d3207755 (このIDを非表示/違反報告)
つぶつ部 - わわ、宣伝ありがとうございます…‼︎HALさんの作品好きなので続編も追いかけ続けていこうと思います‼︎更新頑張ってください‼︎‼︎ (2月4日 9時) (レス) @page50 id: d8f8b43967 (このIDを非表示/違反報告)
HAL(プロフ) - melodyさん» こちらこそはじめまして！！！楽しんでいただけているようで良かったです！！更新頑張りまっす！！嬉しかったのであと2・3話出すことにします！！今しばらくお待ちください！！！ (1月28日 21時) (レス) id: 27d3207755 (このIDを非表示/違反報告)
melody(プロフ) - はじめまして。面白いです！お忙しいと思いますが更新楽しみにしてますのでよろしくお願います！ (1月28日 21時) (レス) @page20 id: 648912d438 (このIDを非表示/違反報告)
HAL(プロフ) - ゆきさん» 読んでくれてありがとうございます( > <。)コメントめちゃ嬉しいです！！これからも更新頑張ります！！ (1月28日 18時) (レス) id: 27d3207755 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HAL | 作成日時：2024年1月24日 21時
