薄桜鬼新キャラ物語 (ページ6)

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序章～刃～ページ6

屯所では鬼と名乗る輩が服部さんを斬り裂いた事で山南さんと姫川君が少しイラついていた
山南さん『相手は自分のことを鬼だとそう言ってたのですか？』
姫川『服部さんがそう言ってたから間違いないと思うよ』
私『服部さんはウソはつきませんもんね』
山南『其れだとしたら私たち新撰組も深くなめられたものですね。実に不愉快です。』
　
　そのようなやりとりをしてる時山崎さんから伝令を受けた
山崎『山南総長、姫川さんいらっしゃいますか？』
山南『えぇ。おりますよ。何かあったのです？そのように急いで』
姫川『……』
山崎『会合は池田屋で行われてました。其の事で藤堂さんが額に怪我をして離脱し、沖田さんも風邪か何かで体調が悪くて途中で離脱したもようでただいま近藤局長と永倉さんが斬り合ってる頃です。土方さんの所に伝える前に近かったのでこちらによったのです。なので出来れば姫川さんと服部さんには助太刀して貰いたいのです。』
姫川『悪いが服部さんは怪我を負って動けそうにないんだ。だから僕が1人で行くよ池田屋だよね？山崎くんは土方さんへの伝令を頼むよ』
山崎『御意。其れでは私は土方副長の元へ向かいます』
山南『雪村くんあなたも姫川君と一緒に行きなさい』
私『え…？』
姫川『千鶴が？』
山南『えぇ。そうです。怪我人が居るなら雪村くんが行くのは尚更でしょう』
私『分かりました姫川くん行こ、』
姫川『わかったよ、僕から離れないでね。必ず守るから』
と姫川君は少し本気な表情でそう言ってくれた。

池田屋に着くと1階で永倉さんと近藤さんが敵と戦っていた。
姫川『永倉さん助太刀に来ました』
永倉『おぉ、ありがてーだが今上に動けない状態の総司と平助が居るから助けてやって欲しい』と階段の方へ指を差し『頼んだ』と私たちに言った
其の後2人で2階に行くとフラフラと剣を構えている藤堂平助が居た
私『大丈夫？平助君？？』
藤堂『千鶴か、、、何故来たんだよ？危ないじゃん』
私『山南さんが姫川君と共に行きなさいって怪我人を救いなさいって言ってたから来たんだよ』
姫川『取り敢えず藤堂下がれ。千鶴藤堂を連れて外へ出ろ。藤堂は隣の民家にでも預けてもし帰って来れたらここに来て欲しい頼んだよ』
私『うん。任せて！平助くん行くよ』
藤堂『うぅ。悪いな。姫川…』
???『あなたも大して強そうではありませんね。身代わりをするとは賢い選択とは思えませんが。』
姫川『君は誰だ』
『私ですか？私の名前は天霧九寿。』