62 石切丸side ページ8
ごめんね、主。
こうでもしない限り、君はここから出て行ったりしないから....こうするしか方法はなかったんだ。
私たちにあの時何があったのか。
他のみんなは覚えていない様子だったけど、何故か私は覚えている。
遠征場所について
しばらく辺りを探索していた時＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
へ「何も無いな。今回はハズレか。」
一「こっちにも何も無かったです。....せめてなにか見つけないと。主殿に叱られるかもしれませんな。」
今「うえのほうにも、なにもありませんでしたよ！」
五「ご、ごめんなさい....何も見つけられませんでした....。」
石「でも、まだ時間はあるからね。焦らずに探していれば必ずなにか見つかるよ。」
一「....ですね！さぁ、主殿のためにも、頑張りましょう。........ところで、うちの厚はどこへ行ったのでしょうな。」
それぞれが探索結果を報告していた時、厚くんの姿が見えなくなった。
どこまで遠い所に行ったのか心配になった私たちは、遠征の任務を一時中断し、厚くんを探すことになった。
四半刻ほど探しただろうか。
厚くんの姿はどこにもなく、私たちはかなり焦っていた。
へ「何をやっているんだあいつは....！いくら隊長だからって突っ走りすぎにも程があるだろう！」
一「すみません........ですが、いくら体が小さいとはいえ、ここまで探していないのも不思議ですな。」
各々が心配の声を口にする中、私は何かが近づいている気配を感じていた。
ｽﾞ........
石「！！((ｿﾞｸｯ!!」
今「！どうかしたんですか？いしきりまる。」
なんだ、これは。
今までとは格が違う。
憎み
妬み
嫉み
怒り
全ての憎悪の感情が入り交じったような気配。
石「....不浄の気が、漂っている。............！！君、なんで....？」
大きな大きな不浄の気
その先頭に立っていたのは
先程まで私たちの隊長だった....厚くんだった。
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魄鴉(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます！僕も、自分で書いたものですが読み返すと切なくなります。最後まで、主くんのことを見守っていてください！ありがとうございます！ (2018年8月8日 19時) (
レス) id: d3265c7f63 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - いつも拝見させていただいてます。主くん切ない。続き楽しみにしてます。無理せず頑張ってください！ (2018年8月8日 18時) (レス) id: 759235ef95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魄鴉 | 作成日時：2018年7月3日 19時
