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三「ほほう....つまり、まだ話したことのないやつらと話したいのだな？」
『はい。........実際、櫟木さんから聞いた刀の数の半分以上も、未だに話せていないんです。今の段階で、三日月さんはもちろん、石切丸さんや山姥切、和泉守、加州....。全員言うと長くなりますが、それでもまだ知らない子の方が多いです。
三日月さんはこの本丸の中でも、たくさんの子達と触れ合ってきたと燭台切から聞いてます。なので、少しだけ、協力してほしいなと思って....。』
本当は、誰の手も借りずに他の子と接していけたらベストなんだけど
前の五虎退達みたいな子も絶対に居る。
だから、利用するみたいで本当に申し訳ないけど
三日月さんに、少しでも、俺という存在がどういうものなのかを説明してもらいたい。
みんなを殺すようなことも、不快に思うことも絶対にしないって思ってほしい。
まぁ、新しい主なんていらないって思ってる子からしたら、俺がここにいる時点で不快な思いをさせてるんだけど。
三「よかろう。俺は何をすれば良いのだ？」
『ありがとうございます！
えっと、まずは........』
ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀドタドタドタドタッ!!!!!!!!!!
『....？なんか、廊下が騒がしいですね。ちょっと、様子を見てきますね。』
三「........俺も行こう。」
『っえ？』
三「行くぞ、主。」
『は、はい。』
急に三日月さんの顔が怖くなった。
いつもの優しそうな目も、ふわっと下がり気味の眉も
ぎゅっと固く、シワを寄せている。
ｻﾞﾜｯ
《一「主、どの........な、ん、、、で、、。」》
『!!!!!!!!!!一期！？』
三「！！主、一期一振がどうかしたのか。」
ここにいるはずのない一期の声が、頭の中に直接流れてきた。
なんで
なんでって、何が
何があった
何でそんなに苦しそうな声をしてるんだ
ほかの子は無事なのか
三日月さんと廊下を急いで移動していると
ちょうど曲がり角で、誰かとぶつかった。
誰かなんて、確認する暇もなく
信じられない言葉が耳に届いた。
「主!!!!!!!!!!遠征部隊が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!いち兄が....!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
なんで、こんなことになってしまったんだろう
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魄鴉(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます！僕も、自分で書いたものですが読み返すと切なくなります。最後まで、主くんのことを見守っていてください！ありがとうございます！ (2018年8月8日 19時) (
レス) id: d3265c7f63 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - いつも拝見させていただいてます。主くん切ない。続き楽しみにしてます。無理せず頑張ってください！ (2018年8月8日 18時) (レス) id: 759235ef95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魄鴉 | 作成日時：2018年7月3日 19時
