【刀剣乱舞】愛されたかった。愛したかった。【男主】

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？「お、おい、主........今の話、本当、、、なのか。」



『！............うん、そうだよ。


俺がこんなのでがっかりした？和泉守。』



和「嘘、だろ....？じゃあこの惨状は全部....あんたが........？」




『そ。俺が厚に指示して、やってもらったの。』




そんな泣きそうな顔しないで和泉守。


早く俺のことを嫌いになって。

もういい。って言って。



『俺はここから消えるからさ。あー....でも、みんなの手入れが終わってからにしようかな。最後の仕上げってことで。』



和「最後....ってなんだよ........あんたここから居なくなるのか？」



『当然でしょ？俺もともと審神者になるために来たわけじゃないし、こーんな事しちゃったしね。』



和「ｯ、............。見損なったぜ、............紫紅さん。」





紫紅。




この審神者名とも、もうすぐお別れか。



今まであまり呼ばれることもなく、自分の審神者名はこれだってことを今記憶の片隅から引っ張り出して来たくらい、みんなは俺のことを「主」「A」って呼んでくれてたんだな。



急に紫紅さんって呼ばれると、やっぱり寂しい。



もう主と刀の関係じゃなくなっちゃったな。



みんなにとって俺はただの敵....か。




『うん。........ごめんね((ﾎﾞｿｯ....さて！出ていく準備でもしますかねーっと。』




人の顔色を伺いながらじゃ、今からここの子達と正面からぶつかれない。


どうでもいいって思わないといけない。







悪役らしく。



主としての気持ちを忘れて。

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