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3時間後
石切丸さんに顕現をお願いしてから結構たった。
そのあいだ俺は、ある刀と話をするために茶菓子を作ったり、短刀達に食べてもらうためのお菓子を作っていた。
もちろん、燭台切と一緒に。
『....こんな感じかな!
ありがとう燭台切。すっごく助かった。』
燭「どういたしまして。みんな、喜ぶと思うよ。」
『そうだといいけど........。俺、そろそろ部屋に戻るね。燭台切、悪いけどそのお菓子....』
燭「オーケー。ちびっこ達に配っておくよ。」
『ありがとう。』
こういう時に自分で行かないから、いつまでたっても仲良くなれないんだよなぁ....。
でも勇気が出ない。拒絶されるのが怖い。
結局、今剣も五虎退も鳴狐も、帰ってきてから何も言ってこなかったし、顔も見せてくれなかった。
やっぱり、俺じゃダメなんだ。
『........姉さん、帰ってきてよ。
帰ってきてあげて。』
こんなこと言ったって、ただ虚しくなるだけ。
今の主は俺、なんていっちょまえに言っておきながら、まだ姉さんに頼るなんて。
弱いなぁ俺。
あー、ようやく見えた俺の部屋。
1番落ち着ける場所。
スッ
『........あ、パソコンつけっぱなしだった。....ん?見たことないアイコンが....
....え?』
題名に、主へ。とかいている。
主って、俺のことだよね。
........なんか怖いけど、クリックしてみよう。
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魄鴉(プロフ) - 宮白さん» 今更の返信大変申し訳ありません....(土下座)僕が主人公の立場になった時、どんな言葉をかけてあげたら彼らの心が動いてくれるのかを考えて、話を書いてきました。それが読者である宮白さんの心に響かせることが出来て、嬉しいです。待ってくれてありがとうございます。 (2018年5月15日 23時) (レス) id: d3265c7f63 (このIDを非表示/違反報告)
宮白(プロフ) - とっても心に響く話です私...どうか、続きを書いてください!待っています! (2018年3月3日 9時) (レス) id: 0b9d1955c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:魄鴉 | 作成日時:2017年11月5日 21時