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一「....で、乱と言う女子のような子がおるのですが、あの子はとにかく可愛いものや綺麗になるものが好きでして、この間"ふぇいすぱっく"とやらを、氷雨さんと共に付けていました。
博多は本当に金が好きで、何をするにも金になるのか、金になるのか、と....。私たちには理解できない株式....なんとかもやっておりまして、とにかく金に目がないのです。あ、算盤を弾くのが異様に早いのもありますな。」
....いつまで続くのだろう。
いや、一期と普通に話せるようになれたのはいいんだけど。
さっきから延々と弟達のことを話してくれてる。
そろそろ時間がやばい。
『へぇ....株かぁ。いろんな弟がいるんだね。今日の出陣が終わったらまた紹介してよ。』
一「!はい!....まずは折れずに帰ってくる事、ですな。」
『うん。よろしくね。』
一「さて、行きましょうか。」
やっと終わった。←
一「あの時は三日月殿が真剣必殺をされて....。」
『へぇ!綺麗だっんだろうなぁ....見てみたい!』
二人で廊下を歩くのって、あの時以来だ。
弟達に近寄るなって言われた日。
その時は前に一期一振、後に俺だったんだっけ。
今は横に並んでる。
あの時は会話がなかったのに、今では笑い合って話しながら歩いてる。
これをほかの刀........もっと言えば粟田口派のみんなが見たら、どう思うかな。
喜んでくれる?どうしてって引き剥がされる?
あの子達に俺は殺人犯として見られてるんだしなぁ....。
....あ、中庭につきそう。
一「........絶対、全員無事に帰ってきます。」
『うん。怪我してもいいから、折れるようなことにはならないで。
俺のためにも。
姉さんのためにも。』
一「....!
はい。必ず折れませんし、折りません。」
『ふふっ....ほら、今日の隊員達が見えてきたよ。』
一「あ、の方達ですか?
と言うか、貴方はなぜ、私を始めあなたを遠ざけているもしくは嫌っている刀を選んだのですか!?」
『別にいいじゃんか!俺がこの子達がいいと思ったから選んだの!!普通そこは喜ぶとこじゃないの!?』
ギャ-ギャ-
中庭にいる刀達「「「!?」」」
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魄鴉(プロフ) - 宮白さん» 今更の返信大変申し訳ありません....(土下座)僕が主人公の立場になった時、どんな言葉をかけてあげたら彼らの心が動いてくれるのかを考えて、話を書いてきました。それが読者である宮白さんの心に響かせることが出来て、嬉しいです。待ってくれてありがとうございます。 (2018年5月15日 23時) (レス) id: d3265c7f63 (このIDを非表示/違反報告)
宮白(プロフ) - とっても心に響く話です私...どうか、続きを書いてください!待っています! (2018年3月3日 9時) (レス) id: 0b9d1955c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:魄鴉 | 作成日時:2017年11月5日 21時