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プロローグ ページ2

「貴女なんて、産まなければ良かった」

この言葉を最後に母親は死んだ。

父親は、物心つく前に死んだ。

こうして、両親に先立たれて親戚の人に引き取られたが気味が悪いなどと言われ、虐待を受けている。

そして、私は、人ならざる者が見える。

大抵は、この人達が話しかけてくる。

『あら?また、殴られたの?痛そうに』

綺麗な女性が私の頬に手を添える。

貴女「大丈夫。いつものことだから」

『貴女は、私達にとっては特別な子。とても綺麗な霊力を持っているのよ?』

貴女「私は、そんな能力、望んでない」

『まぁ、良いわ。気を付けてね』

彼女は、スッと消えるとまた静寂が訪れる。

貴女「私は、、死にたいのに」

私は、要らない子。望まれない子。

右の手首の包帯を取ると、そこには、刃物で傷をつけたような痕が沢山ある。

そこにまた、傷をつける。

そして、包帯を巻いていく。

すると、突然、部屋の扉が開く。

「おや、貴女が不知火椿様、ですか?」

貴女「はい」

「私達と共に来て下さい」

貴女「どうして、、ですか?」

「貴女には、審神者の素質があります」

貴女「条件があります」

「良いでしょう」

貴女「私のやることに口出ししないで下さい。
私に干渉しないで下さい。私を殺して下さい」

「っ、、、⁉わ、分かりました。では、こちらに」


車に乗ると、男性は、説明を始めた。

「貴女が行く、本丸は通称、ブラック本丸と言う所です。その中でも一番危ない所に行って貰います」

貴女「分かりました」

「分からないことがあれば、この端末かこんのすけに聞いて下さい」

そう言って、端末を渡される。

「こんのすけは、本丸の中にいます」

これで、死ねる。

1話 審神者→←設定



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設定タグ:刀剣乱舞 , 幼女
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紅桜 - 黒狗さん» 同士がいらっしゃった…!!! (2018年1月13日 6時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - 紅桜さん» どうも、源氏兄弟大好き人間です! (2018年1月9日 15時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - 兄者が今日も尊いです・・・ (2018年1月9日 15時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - 樹さん» か、帰ってきますよ! (2018年1月8日 21時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あ、愛染!?大丈夫だよ!蛍は帰ってくるよ!← (2018年1月8日 21時) (レス) id: abbeb7a778 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒狗 | 作成日時:2017年11月25日 15時

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