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マイクを三回 ページ5

そこからしばらく2人のライムは続いた。
とても高速で、それでも綺麗なヴァースに思わず息を飲む依早喜と楓舞。

「す、ごい...。すごいねッ、楓舞ちゃん。」
「あぁ...流石は乱数君が面白いと思った奴らだ...。」

するとそのライムを食らった麻天狼の2人もフラフラと立ち上がり、対面するように向かい合った。

「あの4人...まさかまだやるつもりじゃ...!」

不安になり思わず手を口元に持っていく依早喜。すると彼の隣の影がスッと伸び、

「ちょっと待った!」

その声に反応し、パッと4人がそちらを向く。
キュイィィン。
手には、起動された拡声器。
口角が上がり、ペロリと口元をなぞる舌。

そして、

「《stopだぜ、you guys!
Topが今ここで仲介!
世界のcenter、ここが中王区
ガキは帰んな!俺がFu•k-off!
この区で暴れる?そんときゃまずは
この中真我様にツラ出せや、ア゛ァ!?》」

見事クリーンヒット...といえばいいのだろうか。
彼女のヒプノシスマイク、拡声器を通してそのヴァースは見事彼らに当たった...が、ダメージは全く与えなかったのだ。
彼女は今完全に男子モードでリリックもかなり荒いのにも関わらず。

「いっ...たくない?あれ?なんで?」

かなり困惑した様子で独歩は自分の体を見回す。
その様子を見て笑いながら、彼女はブンブンと拡声器を振り回す。

「精神干渉とはいえ、俺のはちょっと変わったタイプっすからね。痛みとか疲労は基本的に与えない筈だけど、ちょっとは冷静になれたんじゃないっすか?」

そう言いながら、手を差し出して倒れかけている4人を立たせ、ついでに自分にも付いているゴミをパンパンと叩く。



「さて、本当なら厳しく叱ってやりたいところですけど、まあ友達思いなところに免じて、許してやりましょう。」

そう言ってニカっと笑う。
彼女のバックには繁華街独特の大きなギラつくネオンが輝いた。

ーーーーーーーーー

リリックは作者が素人なりに作ったものなので、おかしな点があるかもしれません...。ご了承ください。

マイクを四回→←マイクを二回



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桜月花(プロフ) - レモンさん» なるほど、そこのところはご説明が足りず、申し訳ありません。ただ学校は流石にいけないので、ほかのディビジョンの方に行っている設定です!どうぞこれからもよろしくお願いいたします! (2019年2月3日 21時) (レス) id: ab99525799 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 桜月花さん» 資料集読んだんですけど、兄弟の子も住んでるみたいなので女装とかしてるのかと思ってましたwそういう事なんですね、、。続き、楽しみにしています! (2019年2月3日 12時) (レス) id: 988ab4cef7 (このIDを非表示/違反報告)
桜月花(プロフ) - レモンさん» すみません、注意書きのところに書くのを忘れていました…。設定資料集を見ていただければわかると思うのですが、彼は家庭環境が複雑で色々あって…といった感じです。公式設定を少し曲げてしまい申し訳ありません!これからもよろしくお願いします! (2019年2月2日 20時) (レス) id: ab99525799 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 男の子って中王区に住めないんじ、、、← 面白いし、設定もしっかりしていて読んでいます!更新頑張ってくださいね (2019年2月2日 19時) (レス) id: 988ab4cef7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜月花 | 作成日時:2019年1月3日 10時

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