【鬼滅の刃】鬼殺隊最強の(元最年長)無柱はヒーロー嫌い。弐

伍拾弍(//) ページ6

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結｢止めろ無一郎！お前は何処ぞの半々羽織の鮭大根好きな寂しん坊か！！｣

む｢それ冨岡さん？…何で今あいつが出て来るの｣

結｢何？気に食わなかった？すまん分かった訂正するから真顔で来るなって！！｣

これ全部走りながら会話している。今ありえないくらい、脱着のギャップが激しい後輩の接近して来る恐怖から逃げる。柱ってある意味鬼より怖い。
それに何でか最近、後輩達が一層怖く見えるんだけど。もう発狂しそうなんだけど叫んで良いのか？
後方からの爆音を聴きながら、後輩(の恐怖)と一緒にゴールのゲートへ。

マ『さァさァ、序盤の展開から誰が予想出来た!?今一番にスタジアムへ還ってきたその人……、如月結樹の存在を！！』

ゲートから会場へ走ってきた瞬間、とても大きな歓声が上がった。少し乱れた呼吸を整え、目的のあの人を見つける。

結｢(序盤、頑張りましたよ！！耀哉様！！)｣

学校側の席に座っている耀哉に向かって、大きく手を振る。微笑んで振り返してくれた。嬉しい。
鬼殺隊の客席の方にも、大きく手を振った。

天｢結ー！時透ー！派手にかっこよかったぜ！！！｣

実｢序盤お疲れェ｣

錆/炭/善/玄｢｢｢｢結樹さーん！！！！｣｣｣｣

小｢次の種目も頑張れよ｣

義｢…俺は(結樹がいるから)寂しん坊じゃない…｣

し｢冨岡さん、それだから…｣

ｶﾅｴ｢あらあら、まあ｣

蜜｢(少し汗かいている結樹様、素敵♡///)｣

ゲートの方を見ると後から後から生徒達が会場内へ入ってくる。あのツートップの二人も息を切らしながら、入ってきた。

マ『さあ続々とゴールインだ！順位等は後でまとめるからとりあえずお疲れ!!』

茶｢結樹ちゃん…、デクくん…！すごいねえ！｣

飯｢この個性で遅れをとるとは…、やはりまだまだだ僕…俺は…！｣

出｢麗日さん、飯田くん｣

麗日が息を切らし、僕と緑谷の方に近付いてくる。
一歩だけ退いたけど。

茶｢一位と二位すごいね！悔しいよちくしょー！｣

出｢いやぁ…｣

む｢努力と実力の差でしょ｣

そう言って僕を抱き締める無一郎。別に何とも思わないけれど、こういう事人前でも出来るんだな。
皆ちょっと驚いた顔で見てるよ。てか見せものじゃないから。

百｢くっ…、こんなハズじゃあ……………！｣

み｢如月は無理だったけど一石二鳥よ、オイラ天才！｣

ひょおおお、とか言いながら八百万の背中にくっ付いてる峰田。見苦しかったので無一郎から一旦離れ、そいつをべりっと言う勢いで引き剥がしてやった。

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