第…56話 ページ10
「あ､八大地獄の鬼も一緒だ」
「どうも､貴方は八寒の獄卒ですか?」
「そう｡今から出勤だから朝シャンしてたんだよう」
「朝シャン…」
『名前は?』
「春一」
「ブリザードしかないこの世界で?」
「いい名前だろうがよぅ」
『春一っていい名前じゃん』
「わかってんなアンタ､名前は?」
『A､よろしく春一くん』
「おぅ､よろしくな｡んで何しに来たんだよう」
「コレコレシカジカで一緒についてっていいですか」
「へぇ!アンタ鬼灯様?いいよう」
「こっちだよう」
春一くんはムシャムシャとアイスを食べながら前を歩く
『クソ寒いけどアイスいいな』
「んあ?一口食う?」
『おういいんですかい』
「お近づきの印ってことでいいよう」
ん､と食べかけのアイスを私に向けてくれる
私はそれにパクっとかじりつく
『あぁ寒いけど美味しい』
「身体壊さないで下さいね」
『わかってますよ』
「なぁAだっけか､なんで地獄で働いてんだよぅ」
『んー簡単に言うと転生したくないからかな』
「そんで働いてんだ､すげぇ」
『そんなことないよ｡春一くんってどこで働いてるの?』
「
『どこだかわかんないけど過酷そう』
「…あ､見えてきたよう｡アレが八寒の本部」
『ん?何か集まってるよ』
「今日実は獄内雪合戦の日なんだよう」
「雪合戦?」
「八大地獄の獄内運動会にあたるものですかね」
『そんなんあるんだ』
「そうだ､八大代表として参加してけよぅ｡八寒はよう､な〜んかいつも八大のおまけみてぇだ1回八大と勝負してみたかったんだよう｡ちなみに玉はこれ」
そう言い出したのはでっかい氷柱
「参加します」
『え…』
__
春一の喋り方…( ᐛ )
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くら(プロフ) - 葡萄シャーベットさん» わわっ､ありがとうございます!!楽しんでもらえて良かったです(*´-`) (2018年4月9日 21時) (
レス) id: 6934ed849b (このIDを非表示/違反報告)
葡萄シャーベット(プロフ) - 続編おめでとうございます！いつも楽しませて頂いてます(＾＾)これからも頑張って下さい！ (2018年4月9日 20時) (レス) id: f6cb6ae02b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くら
| 作成日時：2018年4月8日 23時
