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第…83話 ページ37

ザーーー_____

『…雨がすごい。私帰りたい、怖い』

今は日本ではなくアメリカにいる
それは鬼灯が前にここへ来た時にゴーストのお嬢さんがいると聞いたのでついてきた
しかしこんなに怖いとは

「私がいても怖いですか?」

『アヌビスさんが元の姿に戻ってくれたら怖くないかも』

そう、今日はアヌビスさんも一緒だ
鬼灯がここの家の話をしたらぜひ見たいと言ったそうだ

「入りましょう」

ギーっとドアを開けて中へと入る、鬼灯の背中に隠れながら恐る恐る中へと入る

「ここですここ」

「うわ〜」
『うわ〜…』

「ギャ〜ッ!(くだん)の東洋エイリアン!」

「東洋エイリアンてなんですか」

「つーか誰だ、その怪しげな人間…人間?は!」

「あ、人間に見えますー?よかった」

「どうにかここまでこぎつけたエジプトのアヌビスさんです」

「何をどうこぎつけた」

…鬼灯の背中に隠れてるから見えないのか。にしてもやばいなぁ怖い…
でも美人…このゴーストさん…

「日本の死神とエジプトの死神が後学のために訪れたと思ってください」

「…茶化しに来たなら…帰れーッッ!!」

するとその少女は物凄い怖い顔になりナイフやらフォークやらが飛んでくる

「わあこれが西洋のポルターガイストかあ」

『ぅぎゃああああ!!!』

私は怖さのあまり後ろに尻もちをついてしまう
飛んできた物は鬼灯が持っていた傘で全て打ち返した

「外はすごい雨なので雨宿りも兼ねてよろしくお願いします」

「嫌よ!!帰れ!!……ん?…てか、今女の悲鳴が聞こえた?」

「あぁ…紹介を忘れていました。貴方と同じゴーストのAさんです」

尻もちをついたまま紹介された、恥ずかし

『あ…ぁう……』

「ビビりすぎて言葉失いましたか?」

『怖さと驚きと恥ずかしさが混ざって今の感情が全くわからない。とりあえず手を貸してください閣下』

「はい」

「…怖がったの?」

「Aさんはこういうのが苦手みたいなんですよ、この中で怖がるのAさんだけですよ」

『うるさい…』

立ち上がり再び鬼灯の背中へと隠れ周りを見渡す、怖いわ。何かこの子以外にも他に何人かいるし

「呪いかけてる同士仲良くしましょう」

「…アンタ呪いかけてんの」

「ちなみに何の呪いが一番手間かかります?私はやっぱりミイラを動かして驚かすことです」

「…質問がマニアックすぎて…。ま〜でも確かにミイラ動かすのはそりゃ大変そう…うちの地下にもあるけどアレも…」

「えっ!?ミイラあるんですか!!」



__

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設定タグ:鬼灯の冷徹 , 鬼灯 , ギャグ   
作品ジャンル:アニメ
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くら(プロフ) - 葡萄シャーベットさん» わわっ、ありがとうございます!!楽しんでもらえて良かったです(*´-`) (2018年4月9日 21時) (レス) id: 6934ed849b (このIDを非表示/違反報告)
葡萄シャーベット(プロフ) - 続編おめでとうございます!いつも楽しませて頂いてます(^^)これからも頑張って下さい! (2018年4月9日 20時) (レス) id: f6cb6ae02b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くら | 作成日時:2018年4月8日 23時

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