第…81話 ページ35
その頃の白澤__
「っ…」
「どうかしました?白澤様」
「何か嫌な予感が…まぁいいや!!じゃあ無料で診るから今度一人ずつ遊んでよ!!」
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『…』
「どうしました?」
『いや白澤がまた女の子と遊ぶ約束をしているような気がして』
「いつもの事ですよ」
『流石部下だね、慣れてる』
「でもあの男要注意だよ」
『白澤が?』
「うん、何せ道教知り尽くしてるから呪いに気づくと必死に抵抗するよ」
「あの神獣は術使うのは下手ですけど一応知識はありますからね」
「そう、下手だから変な形で
「…パニクってギャーギャー言いながらなんだかんだ返した結果なんだろうな」
『目に浮かぶね』
「まともに返ってきたら更にはね返すのにやりにくい奴よ」
「別れた後こんな潔いこじれ方してる恋人同士って初めて見ました」
『どれもこんな感じじゃないの?』
「全然違いますよ、これはレアです」
『へぇ、そうなんだ。そういやチュンちゃんって白澤に未練とかあるの?』
「ないよ。強いて言うなら騙された私がバカなのは百も承知でムカつくよ」
「そうだねそういうことだよね」
「女性の感情から湿気だけなくすとこうなる気がする」
「やっぱ僵尸だから多少普通の人より感情が除湿されてるとか…」
「土の中で除湿はされないよ何言ってるか。…私だって色々と思い出すことはあるのよ」
『まぁそうだよね』
「でもそんな時はこれ、薬の博物館や神社によく飾られてるアイツの像を見て……腹痛くなるほど笑った後毎回どうでもよくなる」
私はチュンちゃんの携帯を覗いてみる
『ぶっは!!何これうっそだろ全然違う!!』
腹を抱えながら笑うと何故か鬼灯に背中をさすられた
『はー、待ってこれはやばいって。次から元気なくなったらこれ見よう』
「これふてぶてしいオッサンじゃねぇか」
「これ確実にアイツが描いた自画像が変に伝承されてできた産物ですよね」
「じゃあせっかくだからこれを使ってアイツに久々の
『おお、説明じゃあんまピンとこなかったから見たい』
「うん、見てて」
「Aさん見るのはいいですが使うのはダメですよ、わかりましたか?」
『呪いなんて使わないよ…』
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くら(プロフ) - 葡萄シャーベットさん» わわっ、ありがとうございます!!楽しんでもらえて良かったです(*´-`) (2018年4月9日 21時) (レス) id: 6934ed849b (このIDを非表示/違反報告)
葡萄シャーベット(プロフ) - 続編おめでとうございます!いつも楽しませて頂いてます(^^)これからも頑張って下さい! (2018年4月9日 20時) (レス) id: f6cb6ae02b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くら | 作成日時:2018年4月8日 23時