第…67話 ページ21
『小林さんにですか?』
「はい…小林さんが狙ってる男性と話をしていたら呼び出されて」
『…まるで子供みたいですね』
「まぁ､暫くしたらもう無くなったんですけど…」
『笹川さんはいませんし……加々知さんですね､今』
毎回鬼灯と言いそうになる
やばいやばい
「加々知さんと仲良さそうですよね?気をつけた方がいいですよ…」
『ん…そうします』
最後の一口を口に入れ頷く
「でも加々知さんかっこいいですよね〜､Aさんいつも一緒ですけど付き合ってるんですか?」
『それ何回も言われるんですけどホント違うんですよ｡何でしょう…幼馴染みたいな感じです』
「へぇ〜いいなぁ｡でも明後日で終わりでしたよね?」
コクリと頷く
「だとすると小林さん相当焦ってると思いますよ」
『明日飲みに行くそうですよ､私も誘われていて｡あ､一緒に行きますか?』
「えぇっ!?いいんですか?」
『はい』
「それって加々知さんも?」
『小林さんが加々知さんを誘っていてその加々知さんに誘われました』
「じゃあ行きますっ!」
『…加々知さん絶対落ちないと思うので諦めた方がいいですよ』
「もう小林さん狙ってますし私が狙ったら次は殺されちゃいますよ」
あはは､と苦笑いをする
『それじゃあそろそろ仕事に戻らないと…色々ありがとうございます｡私から加々知さんに言っておきますね､誘ったと』
「はい､ありがとうございます!」
…この子は多分いい子っぽい
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__
「…」
『…鬼灯昼からずっと怒ってる?』
今は帰りの電車､この時間も混んでいて行きと同じような感じで乗っている
その時の鬼灯はずっと私の目を見て何かを訴えていた
「…いえ?怒ってませんよ」
『昼助けなかったこと絶対怒ってんな…しょうがないじゃんあれ私がでたら面倒なことになってたし』
「あの方色々最低でしたよ､仕方なくお昼に行ったのですが帰る時に財布を出す気ありませんでしたからね｡まぁ私はどう思われても平気なので私の分だけ出しましたが､あのような女性ホントにいるんですね」
『…まじか｡あ､そうだ｡えっとね…たしか､朝倉さん?だったかな｡その人も誘ったよ』
「おや､いつの間に仲良くなったんですか」
『いや…昼にあっちから声掛けてきてさ｡だから誘った』
「なるほど…小林さんも色々誘ってるそうですよ」
『へえ』
「明日､あまり飲んではいけませんよ」
『へい』
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くら(プロフ) - 葡萄シャーベットさん» わわっ､ありがとうございます!!楽しんでもらえて良かったです(*´-`) (2018年4月9日 21時) (
レス) id: 6934ed849b (このIDを非表示/違反報告)
葡萄シャーベット(プロフ) - 続編おめでとうございます！いつも楽しませて頂いてます(＾＾)これからも頑張って下さい！ (2018年4月9日 20時) (レス) id: f6cb6ae02b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くら
| 作成日時：2018年4月8日 23時
