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第十二話 ページ12

「それで…何も出来んかったと」


「いやめっちゃ難しいあれ…何度挑戦しても逆に俺がドキドキさせられて…」


「アイツ本当の姿イケメンなんやないか…??」


「そんな難しいかねぇ、次は俺だな」


「油断したら惚れるからな…気ぃつけや…」


「どんだけや…」








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「よーそこの可愛いお嬢さん、俺と一緒にお茶でもどうだ」


『誘い方がおじさん。いいですよー、行ってみたいとこあったんだ。こっち』


「はいはい」

























『んーどうしよっかな…あっここコーヒーも美味しいんだって。えっとね…オススメどれだったかな、あっこれこれ!!』


「…なんだ、調べてくれてたのか」


『うん、零さんよく一緒にこういうとこ来てくれるから』


「そりゃありがたいねぇ」


『あっこのケーキ美味しそう!!よし今日はこれにしよ。すいませーん』























『美味しそう…零さんもケーキ頼むなんて珍しいね』


「久しぶりにな」


『じゃあいただきまーす。…んー美味い』


「確かにコーヒーの味は悪くねぇな。このケーキも甘すぎなくていい」


『でしょでしょ!!皆で来ようよ。…あっ零さんクリームついてるし』



クスッと笑い手を伸ばして口の横についているクリームを手に取りそれを自分で舐める




『もう綺麗に食べないとダメだよ零さん〜』


「…あぁ」




ダメだな…逆を想像してたが…意外に綺麗に食べるな



いや普段から食べ方は綺麗だったか…





『ごちそーさま!あっちょっとトイレ行ってくるから待ってて』


「おう」




さぁどうするべきか





『ごめんね待たせて、行こ』


「…あ?伝票…」


『あぁ払っておいたからいいよ、行こ?』


「払ったっていつ…トイレ行った時か」


『いつも零さんに奢ってもらってるし今日は私の奢り!早く帰ろ、零さん』






…確かにこりゃ難しいな









___________________








__________






「無理だな」


「せやろ」


「おっさんも無理って…えっ俺100パー無理やん??」


「一応やってみ、もしかしたらってのがあるかもしれへんからな」


「頑張れ簓くん」


「まあ…頑張ってみるわ…」








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くら(プロフ) - 雲隠さん» ありがとうございます!どついたれは最高ですよねっっ (2019年11月21日 21時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
雲隠 - とりあえず好き。どついたれ本舗好きにはたまらん!!更新頑張って下さい! (2019年11月20日 23時) (レス) id: fa6b997845 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゃか | 作成日時:2019年11月5日 8時

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