検索窓
今日:2 hit、昨日:14 hit、合計:153,024 hit

にじゅうわ ページ20

Aは俺の隣…ではなく兄ちゃんと三郎の間に座った



いや最初は兄ちゃんの隣に座ってた
だから俺はその隣に座ろうとしたらこいつは無理矢理俺を押して隣に座りやがった



兄ちゃんは別にいいけど…三郎の野郎…許さねぇ




『んー中々進まん…運悪過ぎないかな私』


「はははっ!!大丈夫だ、まだ始まったばっかだろ?」


「そうですよAさん!!」


『…頑張る』


「…」



全然面白くねぇ

くそっ…



『じーろーくーん早くー』


「っ…あぁ」


『…じろ君楽しくない?』


「え?い、いや…楽しいけど」


『んー…ホントかな』


「楽しんでっから、次兄ちゃんだよ」


「おう」




なんでかコイツにはいっっつも嘘がバレる

なんでだ…わかりやすいのか俺









______________






_________






____




『よっっしゃー!!2位!!』


「俺は1位か」


「Aさん最初はあまり進まなかったのに後の方ですごいはやさで進んでいきましたね…」


『やったね。でもじろ君最下位だ』


「…」


『そろそろ帰ろうかな』


「もう帰んのか?」


『ごめん、ま…お母さん達今日帰り遅いから早めに帰って弟の面倒見なきゃいけなくてさ』


「弟がいるんですか?」


『いるよ、三郎君みたいにすっごく可愛いの』


「っ…ぼ、僕は可愛くなんか…」


『三郎君は可愛くてかっこいいよ?』




にこりと笑いポンポンと三郎の頭を撫でる



「…へへ…ありがとう、ございます」


『よし、じゃあまた遊びに行くね。すっごく楽しかった』


「いつでも俺は大歓迎だからな」


『うん、また近いうちに行くね。じろ君行こ』


「はっ?いやなんで…」


『えー女の子1人で帰らせるの?いいやじゃあ1人で帰るー』


「ちょっ!!行くから待てって!!」


『はははっ、嘘だって。早く行こ。またね、一郎君三郎君!!』


「おう、またな」

「また絶対遊びに来てくださいね、Aさん!」


『うん、行くよ。じゃあまたね』








___

にじゅういちわ→←じゅうきゅうわ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (256 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
523人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆる - 面白かったです!! (2020年8月20日 9時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
しゃか(プロフ) - ドナーツさん» ありがとうございますー!! (2020年4月28日 22時) (レス) id: 69f25d052a (このIDを非表示/違反報告)
ドナーツ - かはっ、可愛すぎかよ〜最高です! (2020年4月27日 8時) (レス) id: 6a5c4fc28d (このIDを非表示/違反報告)
夢花 (仮垢) - 翔くん……どうしたんだろう…。んー、実は血が繋がってなかったとか…?まあ、家によって差はあるけど、子供が小学生の時にわざわざ子供産もうとするかどうかだし…ふむ() 続き早よ((殴 (2019年1月8日 14時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - Thistle*さん» はい!ありがとうございます( ..)" (2019年1月5日 11時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:くら | 作成日時:2018年11月8日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。