野良猫が住み着きました。[夢野幻太郎]

嘘. .15 ページ15

『…おはよ…2人とも』


「お前1番に寝たのに1番最後に起きるって」


『うるさい…帝統まだいたの』


「あと少ししたら外出ようと思ってっけど」


『そう…んーーっ!!はぁ…眠い…無理』


「貴女どれだけ寝たら気が済むんですか」


『うふふ〜1週間寝れると思う』


「やれやれ…帝統､そろそろ行った方がいいんじゃないですか」


「あぁ､んじゃまたな〜」


『バイバイきーん｡…よし､ご飯食べて出かけよ幻太郎』


「はいはい…今準備しますね」


『はーい』








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『んー幻太郎､クレープ食べたい』


「どれですか?」


『あれ､幻太郎も食べよ』


「お金は小生ですよね」


『勿論』


「私は少しだけでいいのでAのください」


『おう｡…んー､チョコバナナでいい?』


「お好きなのをどうぞ」


『チョコバナナ1つお願いします』


「390円になります」


「…A､10円ないですか」


『持ってると思ってるなら幻太郎仕事し過ぎ』


「でしょうね｡…これでお願いします」


「はい｡…110円のお返しです､少々お待ちください」







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･



クレープを受け取り少し離れてまず私から食べる



『うま､はい』


「普通小生が最初じゃないですか」


『あぁ､ごめん｡めちゃくちゃ忘れてた』


「やれやれ､貴女は間接キスというものは気にしないんですか」


『いや別に｡幻太郎もしかして気にする?』


「…いえ､二口もらいますね」


『ん』


「中々美味しいですね」


『でしょ､クレープ食べたらどうする』


「その辺散歩しますか」


『うん｡あ､帰る時牛丼食べてこ』


「牛丼?」


『久しぶりに食べたいから､いいでしょ?』


「まぁいいですよ」


『さっすが幻太郎君､大好きー』


「めちゃくちゃ棒読み」







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