第…210話 ページ33
『(人1)ー準備できたの?』
「待ってあと少し…!!」
『女の子には時間がかかるもんだけど君はかかりすぎよ』
「うう…だって着ていく着物が全然決まらないんだもん」
『鬼灯様どれがよろしいですか』
「やれやれ…私が決めるんですか。そうですねぇ…これはどうです?気に入っていたでしょう」
「んーじゃあこれにする!!」
「はい」
『早く着て、友達との時間に遅れるよ』
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『よし、さてどうしますか。何食べる?』
「Aはないんですか、食べたいもの」
『全部』
「欲張りですね」
『うるさい。…そうだな、普通の大きさのたこ焼き』
「では探しましょうか」
久しぶりだ、鬼灯とこうして2人で出掛けるのは
「ニヤニヤとしながら歩いて気持ち悪いですよ」
『うるっさいなバーカ。嬉しいから仕方ない』
「嬉しい、ですか?」
『鬼灯と遊びとしてこうやって歩くの久しぶりだなーと思って』
「…可愛すぎですよ」
目を逸らして指を絡めて手を繋ぐ
『今の鬼灯の表情初めて見た』
「…どんな顔ですか」
『なんか照れるような表情』
「忘れてください」
『やーだよー』
「全く…あ、あれですかね」
『ん?おお、あった!早く食べよ、お腹減った』
「急がなくてもまだ無くなりませんよ」
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「あっ!!鬼灯様ー!!」
「おや、シロさん…と、柿助さんにルリオさん」
「こんばんは、お二人でまわってるんですか?」
『(人1)は今友達と一緒だからね』
「Aちゃんってこの後の亡者捕まえるやつ行くの?」
『え?あーそれは行かないよ、(人1)と帰らないと』
「そっか〜(人1)ちゃんまだ小さいもんね」
『そうそう、だから家で鬼灯の帰り待つよ』
「なるべく早く帰るようにします」
「なんか、良い夫婦って感じだな」
「だな」
『柿助くんルリオくん何か食べたいものはあるかい』
「えっ!?」
『ほらほら私が奢るよ』
「いや…なんで急に」
『コソコソ話が嬉しかったので』
「…聞こえてたんすか」
『バッチリと』
「鬼灯様とAちゃんってホント最高の夫婦だよね!!」
『シロちゃん絶対何か買ってもらえるからだよね。…まぁ嬉しかったから皆奢ってあげるよ』
「私が払いますよ」
『いーです、鬼灯の奢りは私がもらう』
「…はぁ、わかりました」
「じゃあ俺肉!!」
『シロちゃん相変わらずだね』
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しゃか(プロフ) - ねこさん» ねこさん…!ありがとうございます( . .)" (2020年2月12日 0時) (レス) id: 69f25d052a (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - 先程すべて読みましたがお疲れ様です、とても素敵な作品でいいなと思いました、! (2020年2月11日 23時) (レス) id: 9d5eab3caf (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - 鬼蕗 六花さん» コメントありがとうございます(*´`) んんんありがとうございますッッ!!体に気をつけ更新頑張りますね(^^♪ (2018年6月16日 9時) (レス) id: 6934ed849b (このIDを非表示/違反報告)
鬼蕗 六花 - 体に気を付けてくださいね (2018年6月15日 21時) (レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - 鬼蕗六花(おにぶき りっか)さん» コメントありがとうございます!!嬉しいです〜!!更新頑張りますね!!ありがとうございます(*´`) (2018年6月3日 7時) (レス) id: 6934ed849b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くら | 作成日時:2018年5月31日 21時