第…206話 ページ29
「滝夜叉姫かァ､知ってるぜェ」
「知っとる知っとる」
「にゃニ?知りてぇの?じゃ､にゃんかネタくれる?鬼灯様､公費に不透明な支出とかねぇ?そんで会見で大号きゅ…」
と言うと鬼灯は小判の胸ぐらを掴んで睨む
「滝夜叉姫っていやあ狐も一目置いとるよ､操られちゃかなわんからな」
『どこにいるかわかる?』
「衆合花街の裏通りの更に奥のとこに住んどるよ｡何しに行くん?」
「源義経公が探しているんです」
「警察か!?そりゃこれ以上言えんわぃ」
「裏通りは賭場に金貸しとガラの悪いのが揃ってるからなぁ｡こういうダメなのが入り浸ってるぜ」
「大した悪さはしてねぇけど義経公に見られちゃやりにくいこともある｡かかわりたくねぇわいな」
『警察としてというのもあるけど個人的にも困ってるらしいよ』
「どゆこと?」
『その人が義経公を呼び出してなんかモゴモゴとイタ電するらしいの』
「…そりゃ､理由は一つしかねぇんじゃねぇの?…見てくれの派手な奴ァ大変じゃな〜」
『わからん…』
「行ったらわかりますよ｡檎さん､案内してくれますか」
_____________
________
___
案内されやってきたのはなんかめっちゃ骸骨がある場所
『すご』
「あの辺一帯闇市だ賭場だってのの集合所だけどな｡あの辺にいつもおるよ｡何せあの辺､取り仕切ってんのが親父の平将門の旦那なんでな」
『へえ､こんなとこあったんだ』
「ワシの名は出さんでくれよ｡何かあって界隅からハブられても困る｡じゃ」
『おうおうわかってるよ､ありがとう』
「一ヶ所一ヶ所探しても埒が明かないですね」
義経さん拡声器取り出した…
「頼もー!ここに滝夜叉姫はおられるか!!源義経が参上仕った!!」
『…めっちゃ骸骨出てきた』
「にわかに騒がしくはなったが…出てこないですね｡できれば乗り込まずに話し合いができればと思ったのですが」
「姫ーッッ!!好きなら好きとさっさと言った方がいいですよ!!滝夜叉姫は九郎義経に恋慕してストーカーしまくってるって噂が流れる前に!!」
『…あ…義経さんに恋してたのか…なるほど』
「やっとわかりましたか」
『うん』
____
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 183人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しゃか(プロフ) - ねこさん» ねこさん…！ありがとうございます( . .)" (2020年2月12日 0時) (
レス) id: 69f25d052a (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - 先程すべて読みましたがお疲れ様です、とても素敵な作品でいいなと思いました、！ (2020年2月11日 23時) (レス) id: 9d5eab3caf (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - 鬼蕗 六花さん» コメントありがとうございます(*´`) んんんありがとうございますッッ!!体に気をつけ更新頑張りますね(^^♪ (2018年6月16日 9時) (レス) id: 6934ed849b (このIDを非表示/違反報告)
鬼蕗 六花 - 体に気を付けてくださいね (2018年6月15日 21時) (レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - 鬼蕗六花(おにぶき りっか)さん» コメントありがとうございます!!嬉しいです〜!!更新頑張りますね!!ありがとうございます(*´`) (2018年6月3日 7時) (レス) id: 6934ed849b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：くら
| 作成日時：2018年5月31日 21時
