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第…201話 ページ24

『はーいやって来ました〜てんごーく』


「てんごーく!!」


『鬼のお父さんには内緒で来てるんだからね絶対言っちゃダメだよ』


「うんっ、天の国に行ったって言う!」


『ダメだこりゃ』




とりあえず手を繋いで白澤のとこへと向かう
今日は何故ここに来たのか



ただタオ太郎くん達に娘を自慢したいから






『…あ…嫌な予感してきた』



ドアの前に立つとものすごい寒気がした



「お母さん?」


『やっぱ…その、来週の休みに行こうか』



ガラッ!!



「……何故…ここに…?」


「お父さーん!!」



出てきた瞬間ものすごい睨まれた
しかしすぐに(人1)が抱きつきに行ったのでそんなに睨まれなかった、いやぁ怖い




「どうしたんスか?…って、この子」


『私の自慢の娘です』


「うわぁっこの子が噂の!!ホントに可愛いですねぇ」


「え?なになに?」


「白澤様、この子Aさんの娘さんですって」



(人1)は恥ずかしいのか鬼灯の足に隠れてしまった
めちゃくちゃ張り付いてる、写メっとこうかな




『…うん、可愛い』


「Aさん親バカになりましたね…」


『いやぁそんなことないよぉ』


「デレッデレじゃないですか」


「んー…ほんと、二人に似てるね」


「あんまりジロジロ見ないで下さい、嫌がってるじゃないですか」


『鬼灯も結構親バカなんだよ』


「……ちょー意外っス…」


『いやまぁ厳しいところもあるけどね。でもデレデレよ』


「Aさん」


『黙って連れてきて申し訳ありませんでした』


「…まぁいいんですけど。ここでゆっくりしていくんですか?」


『鬼灯は帰る?』


「はい、薬は貰ったので」


『そっか、仕事中だと思うし邪魔しちゃいけないから帰るよ』


「えーゆっくりしてってもいいのに〜」


『また今度。ただ今日は自慢したかっただけだから』


「何しに来てるんですか…」


『今度は座敷童子ちゃん達と来るね』


「騒がしくなりそうだね…出来れば座敷ツインズは連れてこなくていいよ…」


『まぁという訳で今日は帰るよ。めちゃくちゃ(人1)怖がってるから、じゃあまたね』


「まったね〜」


「また、お気をつけて」


「…では、失礼します。行きますよ、(人1)」


「あっ…あの!!桃太郎さん!!私桃太郎の絵本大好きなの!!お母さんにたっくさん読んでもらってるの!!えと…が、頑張ってください!!」


「えっ…あ」


『っははは!実は自慢だけじゃありませんでした。じゃあね』



「……嬉しい…」






__

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しゃか(プロフ) - ねこさん» ねこさん…!ありがとうございます( . .)" (2020年2月12日 0時) (レス) id: 69f25d052a (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - 先程すべて読みましたがお疲れ様です、とても素敵な作品でいいなと思いました、! (2020年2月11日 23時) (レス) id: 9d5eab3caf (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - 鬼蕗 六花さん» コメントありがとうございます(*´`) んんんありがとうございますッッ!!体に気をつけ更新頑張りますね(^^♪ (2018年6月16日 9時) (レス) id: 6934ed849b (このIDを非表示/違反報告)
鬼蕗 六花 - 体に気を付けてくださいね (2018年6月15日 21時) (レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - 鬼蕗六花(おにぶき りっか)さん» コメントありがとうございます!!嬉しいです〜!!更新頑張りますね!!ありがとうございます(*´`) (2018年6月3日 7時) (レス) id: 6934ed849b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くら | 作成日時:2018年5月31日 21時

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