溺愛。[鬼灯の冷徹]

第…200話 ページ23

あれからやはり子供達は飽き始めた

しかし､大物ゲストが登場



火車さんだ





ほんとあれは猫〇スくらいでかい



『…ん?(人1)ー､行かないの?』


「ちょっと怖い…」


『うわお珍しい』


「もしかして動物苦手ですか?」





私の背中に隠れながらうん､と頷く



『んー…火車さん結構イラついてきてるからほかのした方がいいんじゃない?誰か食われるよ』


「あっ俺も子供が大喜びの遊びできるよ!!」


「あっお前…」



そう言い紙に何かを描き始めた


「ほ〜らう〇こだぞ〜」


「やっぱり…」


『何故その絵にしたの』


「皆で絵〜描くぞー!このでっかい紙に描こうなー!!」


『…茄子って結構向いてない?こういうの』


「ですね､茄子さんが相手をしてくれるなら助かります」


「そういえば俺Aさんの子供と会うの初めてですよね?」


『そうだと思う』


「…可愛いじゃないですか」


『あげないよ』


「どうしてそうなるんです!?」


『あっごめん…お香ちゃんいるもんね』




コソッと唐瓜に耳打ちすると顔を真っ赤にして怒鳴られた




「A､子供達が絵を書いてる間に頼みたいことあるんですけどいいですか?」


『いいよ全然』


「すいません休みなのに｡これなんですが…」




「ふふっ…あの二人ほんと夫婦って感じよね」


「でっ…です､ね……お香姐さんと…夫婦」


「え?なにか言った?」


「なっなんでも!!!」





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ガチャッ



「おかえりーっ!!」


「っ…また待っていたんですか」


「うん!!」


『おかえり｡遅かったね』


「少し色々ありまして｡ご飯食べましたか?」


『ごめんね､先に食べちゃった』


「いいですよ､もう21時ですし仕方ありません」


「ねぇねぇお父さん!!はい!!」


「…これは」


『あの茄子が絵を描くぞーって時に描いた絵だって｡(人1)普通のA4に書いたみたい』



鬼灯に渡した絵には家族の絵が描かれている
私見た時泣きそうになった



「…ありがとう…ございます」


『よかったね､お父さんめちゃくちゃ喜んでるよ』


「うんっ!!へへっ嬉しい!!」




鬼灯は真顔でお礼を言っただけだが私と(人1)には喜んでいるように見えた




いつの間にか鬼灯の表情わかるようになってるよ






『この絵は寝室に飾ろうか｡よしご飯食べてのんびりしよ』


「はい」







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