第…196話 ページ18
「判決!お前は天国だ!!しかし親戚は死後
遺族が遺産で酷く争っている
亡者本人は真面目でいい人だ
…しかし､遺族がやばい
『おっかないねぇ…お金ってすごい』
「お金がないと生きていけませんからね」
昔からこれだけは変わらないな
「鬼灯様ー!!三途之川でトラブルです!!」
『三途之川で?』
「わかりました､すぐ行きます」
『じゃあ残りの裁判は他の補佐官呼んでやるね』
「申し訳ありません…お願いします」
鬼灯は今日も大変そうだな
夜ご飯…カツ丼にでもするか
･
･
･
『…』
コンコンッ
『はい､勝手に開けてどーぞ』
「失礼します」
『あれ､鬼灯｡問題は解決したの?』
「はい､できました｡亡者が奪衣婆さんが持っている六文銭が入った金庫を取ってしまったんですよ｡それでブチギレて暴れてました」
『恐ろしいな､想像ができない』
「そろそろお昼の時間ですが､どうします?」
『まじか､食べに行こう』
「…それにしてもここ､懐かしいですね」
『私の前の部屋ね〜ここで仕事するとすごい集中できる｡鬼灯も前の自分の部屋使ってるんだよね』
「ええ､実験とかはそこの部屋でやってますよ｡あとは帰れない日はそこで寝たり」
『残しておいて正解だったね｡じゃあ早くご飯食べに行こっか』
「…いや､もう少し待ってください」
『な…っに!?』
スタスタと歩いて私に近づいてくる
一体どうしたのか､頭にハテナを浮かべていると抱きしめられた
「はぁ…疲れが取れそうです」
『んぐお…ちょっ力が強い…』
「ん…どうですか?」
『いい感じです』
「…久しぶりですね」
『そうだっけ』
「そうですよ｡家だとこういうことは中々できませんからね」
『(人1)いるもんね』
「はい｡…まさかこの私が妻と子を持つとは」
『私もまさか自分がって思ったよ｡…お互い生前からの付き合いってすごい』
「私は鬼になって惚れた相手はAだけですね｡…死んでも変わりませんでした」
『あぁそうな……変わらなかった??』
「言ってませんでしたっけ｡私生きていた時からAのことが好きだったんですよ」
『…ま､マジで……』
「マジです」
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しゃか(プロフ) - ねこさん» ねこさん…！ありがとうございます( . .)" (2020年2月12日 0時) (
レス) id: 69f25d052a (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - 先程すべて読みましたがお疲れ様です、とても素敵な作品でいいなと思いました、！ (2020年2月11日 23時) (レス) id: 9d5eab3caf (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - 鬼蕗 六花さん» コメントありがとうございます(*´`) んんんありがとうございますッッ!!体に気をつけ更新頑張りますね(^^♪ (2018年6月16日 9時) (レス) id: 6934ed849b (このIDを非表示/違反報告)
鬼蕗 六花 - 体に気を付けてくださいね (2018年6月15日 21時) (レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - 鬼蕗六花(おにぶき りっか)さん» コメントありがとうございます!!嬉しいです〜!!更新頑張りますね!!ありがとうございます(*´`) (2018年6月3日 7時) (レス) id: 6934ed849b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くら
| 作成日時：2018年5月31日 21時
