検索窓
今日:14 hit、昨日:2 hit、合計:55,335 hit

第…145話 ページ7

『…はぁ、さて。烏頭何かやることある?』

「あれ、もう終わったか?」

『終了致しました』

「んー…そうだな…特にねぇわ」

『そっか、いい時間だしそろそろあがろうかね』

「おう、さんきゅな」

『いえいえ、蓬に帰ったって伝えといてね』

「伝えとく」

『じゃあお先失礼します』







『あー…つっかれたな』


夜ご飯まで時間があるので広い部屋に戻りベッドに寝転がってくつろぐ


『二人用だからひろーい』


鬼灯仕事中だと思うしゴロゴロしちゃえー


『うひょーう』

「……」

『眠いなぁ寝ようかなぁ』

「…あの、何してるんですか」

『どっへ!?!?』

「まさか一人でいる時ずっとそうやってるんですか」

『いやっ違う!!これは今何となく!!』

「まぁいいですよ、可愛いので」

『ばっ…んん……で、どうかした?』

「少し時間が出来たのでここで休もうと」

『鬼灯もか』

「Aさんは終わったんですか?」

『うん、終わった。夜ご飯までやる事ないからここでゆっくりしようと思って』

「何か久しぶりですね、こうやって二人でゆっくりするの」

『最近は休み一緒じゃなかったしねぇ』

「…いいですか」

『何が?』

「ん…」

『おわっ…』

草履を脱いでベッドに上がると私の背後に周りぎゅっと抱きしめた

「最近…寝る時以外抱きしめられなかったので」

『おお確かに、夕ご飯の後仕事は?』

「少しだけ、今やろうと思ったのですが疲れてしまって」

『休むことはいいことだ、手伝おうか?』

「大丈夫です、Aさんは先に休んでいてください」

『んー…大丈夫?』

「…では、終わったらまた抱きしめていいですか」

『じゃあ…次は、正面から私が…』

「お願いしますね」

『ん…』

「おや…少し痩せたんじゃないですか」

私の手を握り指を絡ませてくる

『痩せた?ダイエットしてないけどな。鬼灯って体型気にする人?』

「いいえ、気にしませんよ。丸々に太っても私は貴方のことを愛し続けます。ガリガリに痩せるのは…少々心配ですが」

『ガリガリも丸々も今の仕事やりづらくなっちゃうな、今の体型維持するわ』

「そこはAの自由ですからね。…しかし、私は今の貴方が一番好きですよ」

私の肩に顎を置いて耳元で囁いた

『…はい…』

「ん…好きです、A」

『んっ…ちょ、耳にキスする必要は…』

「感じました?」

『なっ…違う!!あっもう時間!!行こう!!』

「…真っ赤にして、可愛いですね」






__

第…146話→←第…144話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (39 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
137人がお気に入り
設定タグ:鬼灯の冷徹 , 鬼灯 , ギャグ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

くら(プロフ) - 蒼空さん» コメントありがとうございます(*´`)ホントですかっ!?嬉しいです、ありがとうございます!!はい、頑張りますっ!!蒼空さんも体調にお気をつけて(^^) (2018年5月25日 20時) (レス) id: 6934ed849b (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - めっちゃ話にのめり込む程面白いです!季節の変わり目なので体調に気をつけて頑張って下さい! (2018年5月25日 16時) (レス) id: fde436be61 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:くら | 作成日時:2018年5月16日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。