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第…166話 ページ30

※ピンク

___



「あとは…動物園、行きますか?」

『うん、行きたい』

「視察ではなく旅行で行きましょう。北海道は…新婚旅行にしますか?」

『なっ!!まっまだ結婚もしてないのに…』

「…その真っ赤な顔。ホントに可愛らしい」

『ちょっと黙って…』

「Aさん、顔を上げてください」

『……無理』

「お願いします」

『…絶対前みたいなことするでしょ』

「嫌ですか?」

『嫌…じゃ、ない…でも、恥ずかしい…』

「…ン」


鬼灯の胸に顔を埋めていると顎を掴まれ無理矢理顔を上に上げられると唇を塞がれた
暫くただ重なるだけのキスだったが段々と深くなっていく

『ッ、ん…』

鬼灯の着物を掴みながら必死に耐える

鬼灯の右手は後頭部を抑え左手は腰を抑えているので逃げ場はない
何度も角度を変え絡ませる

『ふ、んん…ッ…』

「っは、Aさん…」

『んっ…、ほおずっ』


唇を離されると着物をはだけさせ肩にキスをされる
ジュ、と吸われビクッと身体が震える


「…ん、好きです、大好きです」

『私も…ンッ、好き…』


首をペロッと舐め何度もキスをする
される度に漏れてしまう声に顔を真っ赤にさせ口元を抑える


「……はぁ、申し訳ありません…キスをしたら我慢できなくなりました…」

『んーん…いいよ。でも…肩、赤くなってるよね。…暫くここのお風呂にしないと』

「申し訳ありません…」

『大丈夫。…鬼灯にこうされるの嫌じゃないし…というか、嬉しい…し』

「…そんなこと言われたら」

『っわ、鬼灯…?』


ドサッとベッドに押し倒される
そして片手で両手を頭より上に拘束される


「私も男ですよ。…そんなこと言われたら我慢できません」

『ぁっ…ちょ、』

「…ごめんなさい、いいですか?」


耳元であの低い声で囁かれ私の身体はビクッと跳ねる





『……もう…好きにして』



「ん…ありがとうございます」



私の頬を撫でて優しく微笑む、こんな笑顔を見たのは久しぶり過ぎて顔が先程よりも真っ赤になる
"可愛い"と再び耳元で囁き唇を塞がれた









『…優しくしないとぶっ飛ばすからね』

「ほお…やれるものならやってみなさい」

『……バカ』

「冗談です。優しくしますよ」







___

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くら(プロフ) - 蒼空さん» コメントありがとうございます(*´`)ホントですかっ!?嬉しいです、ありがとうございます!!はい、頑張りますっ!!蒼空さんも体調にお気をつけて(^^) (2018年5月25日 20時) (レス) id: 6934ed849b (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - めっちゃ話にのめり込む程面白いです!季節の変わり目なので体調に気をつけて頑張って下さい! (2018年5月25日 16時) (レス) id: fde436be61 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くら | 作成日時:2018年5月16日 10時

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