第…153話 ページ16
「さて順ぐりにご案内しましょう!ガイドアヌビスのあの世ツアーです!!まずここは霊の国普通の死者が生前と同じく暮らしています。労働もしますし祭りなんかもします」
「はい質問!やけに猫が多いよね?」
「エジプトでは猫は神聖な動物なんです、だから飼ってる人が多いんですよ」
『へぇ、にしてもエジプトの猫すっごいかっこ……何あの猫めっちゃかっこいい』
周りを見るとなんと漢さんのような猫が座っていた
「あれですか?女神パテストの部下ですよ。神聖な猫の伝説って世界中にありますよね〜。日本はどうですか?」
「確認はしてませんけど確実にあの一族が日本に渡来してるっぽいです」
「あ、あの悪魔はネムといって…」
「あっさっき聞きました、ツアトは怖い所なんだね」
「そうです、獄卒が貴方がたと違って本気の悪鬼ですからね」
『日本ってやっぱ平和だな…あの中ってどうなってるんです?』
「中は暗く湿り悪臭に満ち汚い道を裸足で歩かねばならぬ所です」
「そちらも面白そうですが今回は裁判が見たいです」
「ええ是非!!今からご案内するつもりです!!」
「何にしても仕事絡みが観光内容スね〜」
「経費で落ちるので…Aさんは嫌ですか?」
『ん?全然!!鬼灯と旅行できてるからすっごい楽しい!!』
「…はい」
笑顔で言うとポンと頭を撫でられる
「おや?お二人はいつからそういう…?」
「結構前だよ!!二人一緒の部屋に住んでる!!」
『シロちゃん最後の情報は喋らなくてもいいよ!!』
「へえ〜いやぁ私も初めて会った時から二人はお似合いだなと思っていたんですよ!!」
『アヌビスさん…もうこの話はいいですから次行きましょう!!』
「Aさんは可愛らしいですねぇ、では向かいましょうか!!」
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空を飛ぶ船に乗り裁判長オシリス王の宮殿へとやって来た
『すっごい広い』
「おー響く」
ガチャっ
「おっ!?」
「わあっアヌビスさんの次になんかエジプトの神ってイメージある鳥の人!」
「…私アヌビスよりも身分上なんだが…」
「アヌビスさんの方がイメージ強かった…」
『アヌビスさんこの方は?』
「エジプトの大地を区分けした月と書記と知識の神、トト神ですよ」
「あ、もしかしてジャッカル、モンキー、トキを連れたマンゴー生まれの珍妙男…モモ・タローですか?ようこそエジプトへ!!…いやそうなるとこの女性は」
「知識の神だけど日本の知識はどうやら中途半端にあるらしい」
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くら(プロフ) - 蒼空さん» コメントありがとうございます(*´`)ホントですかっ!?嬉しいです、ありがとうございます!!はい、頑張りますっ!!蒼空さんも体調にお気をつけて(^^) (2018年5月25日 20時) (レス) id: 6934ed849b (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - めっちゃ話にのめり込む程面白いです!季節の変わり目なので体調に気をつけて頑張って下さい! (2018年5月25日 16時) (レス) id: fde436be61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くら | 作成日時:2018年5月16日 10時