第…151話 ページ14
次の日__
今日朝起きた時隣に鬼灯がいなかった
少しだけ布団が暖かかったので今日はちゃんと寝れたのだろう
『…朝ご飯一緒に食べられないか』
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『…よし、終わった。次は…あぁそうだ…新しい武器が届いてるんだっけ。それを武器庫にいれないと…』
今はもうお昼なのだがまだ鬼灯に会えていない
お昼ご飯も一緒に食べられなかった
お互い忙しい夫婦って…こんな感じなんだろうな
大変だ…
『よいしょっ…といや。おっも、なにこの武器重い』
まだ半分も武器庫に入れていないのにめちゃくちゃ疲れてきた
だってもう全てが重い
『はぁ…クソ、もう無理だ。てかこの仕事たしか普通の鬼がやるんだっけ…んでその鬼は今鬼インフル…………もうお大事に!!!次もまた鬼インフル患者の仕事だしさ。鬼インフルいつかマジころ』
「Aさん」
『どひゃっ!?!?…ほっ鬼灯…』
「鬼インフルエンザにそんなキレないでください」
『いや…だってもう疲れた…』
「…来週、私休みが取れたんです」
『へぇ…それがどうかしましたかい…』
再び作業をしながら鬼灯の話を聞く
「一緒に旅行に行きませんか?まぁシロさん達もいますけど」
『…ん?』
「シロさんが色々してくれたみたいです、ぜひAさんもと言っていたので」
鬼灯も手伝い先程より作業スピードがあがる
鬼灯は二、三個持って作業しているのでほんとに早い
『…私仕事が』
「その心配もいりませんよ。来週になればインフルで寝込んでいる鬼も元気になっているはずです」
『んー…そうか…』
「…ルリオさんから聞いたんですよ、Aさんが私とゆっくり過ごす時間が欲しいと」
『はぁっ!?るっルリオさん鬼灯に話したのか…』
「行きませんか?」
『……じゃあ、行く』
「では大王に伝えておきますね」
最後の一つをいれ武器庫から出ていく
『ホントありがとう、武器重くて中々終わらなかったの』
「いえいえ。…では、戻ります」
『うん』
…シロちゃん達に高級なお菓子でもプレゼントしようかな
『…来週、久しぶりに鬼灯と出掛けか』
そう考えるだけで自然と口角が上がってしまう
『やっばい。はやく仕事しよ』
口元を抑えて走って次の仕事場所へと向かった
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くら(プロフ) - 蒼空さん» コメントありがとうございます(*´`)ホントですかっ!?嬉しいです、ありがとうございます!!はい、頑張りますっ!!蒼空さんも体調にお気をつけて(^^) (2018年5月25日 20時) (レス) id: 6934ed849b (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - めっちゃ話にのめり込む程面白いです!季節の変わり目なので体調に気をつけて頑張って下さい! (2018年5月25日 16時) (レス) id: fde436be61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くら | 作成日時:2018年5月16日 10時