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第十二話 ページ14

「…中也君がA嬢に逃げられたと。」

中也からの連絡を受け鴎外に報告をする広津。

「ちゃんとあの言葉を言ったのかい?」

「はい、ですが人虎と立体映像の異能力者によって妨害されたらしく。」

「ということは探偵社か…。」

厄介だ…と鴎外はため息をついた。


「なんで逃げちゃったのかなAちゃん…。

 服も好きなものもいっぱい与えて何不自由なくしたはずなのに。」

鴎外の目には小さな涙。

「リンタロウ泣いた。

 もっと泣かせたいから私もいなくなろうかな。」

それを見たエリスはさらに追い打ちをかける。

「それはやめて!

 エリスちゃんまでいなくなったら私死んじゃう!」

ぽろぽろと涙を流しながらエリスに抱き着く鴎外。


「…それで、どうなさいますか?」

広津は二人の様子を見ながらも冷静に訪ねた。


「探偵社には強者が多すぎる、迂闊に手を出せば此方が痛い目を見るだろう。

 しばらくは監視だ。

 Aちゃんに何かあれば即彼らを始末しろ。」

いつもより声色が低くなり冷たい目をした鴎外。

それを見た広津はただ頭を下げた。

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にゃあめ - やつがれ君分かってて渡したのか……推し優しすぎだろ………すきぴ (2021年2月11日 20時) (レス) id: bcb659b3e6 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - いえいえ (2019年8月21日 17時) (レス) id: 285fa6164a (このIDを非表示/違反報告)
ごごねこ(プロフ) - 黒薔薇さん» アアアアアア!ありがとうございます!ですが描きなおしたのが勿体ないのでこのままにします!ごめんなさい!!!!!! (2019年8月21日 16時) (レス) id: 62117aa9f8 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - 『http://uranai.nosv.org/uploader/common/2/e/4/2e42882cc29720f8f1d22c4dd5fa2317.png』 (2019年8月21日 16時) (レス) id: 285fa6164a (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - 勝手に保存しちゃってごめんなさい (2019年8月21日 16時) (レス) id: 285fa6164a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:午後の猫茶 | 作成日時:2016年6月29日 0時

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