第十話 ページ12
「…。」
太宰の腕の中で少女は眠る。
「眠っちゃいましたね。」
「仕方ないよ。
ポートマフィアからの脱走、半日さまよい続け、街中を見たりクレープを食べたりで…。」
太宰の言葉に敦はハッとした。
「太宰さん、何で知ってるんですか。
クレープ食べたって…。」
「……感カナ？」
じとっとした目で見る敦。それを見ながらとぼける太宰。
「まさか…！」
敦は自分の体を調べた。そしてポケットから小さな機械らしきものが出てきた。
盗聴器だ。
「太宰さん…。」
「ア、アレー？
私ソンナモノ知ラナイヨー？」
盗聴器を見せながら詰め寄る敦に太宰はとぼけ続けた。
「太宰は…先ほど奇妙な行動をとっていたがそれだったか…。」
「ちょ！国木田くん！？」
「奇妙な行動？」
「ソファーに寝転がり何かを聞きながらクッションに顔を押し付けて奇声を発していたんだ。」
国木田の言葉に探偵社内が凍り付いた。
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にゃあめ - やつがれ君分かってて渡したのか……推し優しすぎだろ………すきぴ (2021年2月11日 20時) (
レス) id: bcb659b3e6 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - いえいえ (2019年8月21日 17時) (レス) id: 285fa6164a (このIDを非表示/違反報告)
ごごねこ(プロフ) - 黒薔薇さん» ｱｱｱｱｱｱ!ありがとうございます!ですが描きなおしたのが勿体ないのでこのままにします!ごめんなさい!!!!!! (2019年8月21日 16時) (レス) id: 62117aa9f8 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - 『http://uranai.nosv.org/uploader/common/2/e/4/2e42882cc29720f8f1d22c4dd5fa2317.png』 (2019年8月21日 16時) (レス) id: 285fa6164a (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - 勝手に保存しちゃってごめんなさい (2019年8月21日 16時) (レス) id: 285fa6164a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：午後の猫茶 | 作成日時：2016年6月29日 0時
